LouvreAntique 通信 vol.66

新掲載のアンティークジュエリー&オブジェ - ウェブサイト更新

今回は、パリ グランサンクの宝飾商ならではのリングと、細やかなレリーフが魅力の彫金作家のアンティークジュエリーをご紹介いたします。
下記をタップしてご覧ください。

コラム - 新掲載

久しぶりにコラムをアップしました。下記をタップしてご覧ください。

Bavards de Paris - パリ閑話

ルーヴル美術館へ続く王の門の壁に、ふたつの広告がありました。

ひとつ目は、櫛、シルバーヘアのモデル、絵画の女性で、モティーフを調べますと、櫛は象牙で9世紀、絵は16世紀です。

もうひとつは、紀元前6世紀の古代ギリシャの「ランパンの騎士」の彫像に、化粧瓶は19世紀のクリスタルタイユです。

ルーヴル美術館の広報担当の話によると、このポスターは、館内のディスプレイのリニューアルへ、フランスの化粧品会社ロレアルが出資をした記念だそうです。

ポスターにある人や物には時間にして1000年の差がありますが、どれも調和しているのは、いにしえの名もない職人や、注文主の王侯貴族の美意識と、無くさず、破損せず、今に存在する人々の努力と、幸運のおかげと思えます。
なかなか粋な広告ですが、こんなことができるのは官民一体型のフランスだからかもしれません。

ちなみの上のポスターの絵は、ルーヴル美術館内の10大美女の一人と言われる、16世紀ヴェネツィア派の画家ティッツアーノの作品でした。

( 鏡の前の女 ティッツアーノ作 1525 -1550年 ルーヴル美術館蔵 )

 

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