N°1107 帝政ロシア時代 蛇ブレスレット/アンティークジュエリー

帝政ロシア時代のアンティークジュエリーをご紹介致します。
19世紀後期の蛇を象ったブレスレットで、当時のロシアの金刻印があります。
蛇は全面にグラヴュールがほどこしてあり、頭の部分は、銀フレームへダイヤモンドをセットし、ロイヤルブルーのギヨシェ・エマイユ(※下方参照)が施してあります。

蛇の目にはムーンストーン、トップには大きなダイヤモンドを、流線型の銀フレームで作った模様にもダイヤモンドをセットしています。

ブレスレットの着脱は、蛇の頭の下にあるバーを、尻尾側の穴に差し込んでセットする形式です。

うろこは各パーツが全てビスで繋いであり、大変しなやかに動き、手首の添うように作ってあります。

また、頭部からうろこ全面にグラヴュール(装飾彫金)がほどこしてあり、文様はうろこ毎に、交互に違えています。

このブレスレットのように、着けると自分の尻尾をくわえ、環状になる蛇は「ウロボロスの蛇」と呼びます。
「ウロボロスの蛇」とは、蛇が自分の尾を加えている古代から伝わる図像を言い、古代ギリシャや古代エジプトからヨーロッパのルネサンス時代に至るまで、永遠や豊かさのシンボルとして神格化されてきました。

金とロイヤルブルー、ダイヤモンドの輝きが美しく、帝政ロシア時代のアンティークジュエリー的な重厚感のあるブレスレットです。

蛇のアンティークブレスレットを着けるロシアの貴婦人
ジュリア・テルヤコヴスカヤの肖像 部分 ガブリル画 1848年 帝政ロシア時代 エミルタージュ美術館蔵

 

帝政ロシアは18世紀以降、フランス文化やドレスやジュエリーの大きな影響を受けていました。上の19世紀中頃の帝政ロシア時代の貴婦人も、同じスタイルの蛇のブレスレットを着けています。

帝政ロシアは1917年に革命があったため、19世紀のロシアの蛇のブレスレットは現存が希少なアンティークジュエリーです。

※ ギヨシェ・エマイユ
「ギヨシェ」とは、金属の土台に細かい文様を浅く線刻した上に、色付きの透明エマイユ(エナメル)を施す技法。
文様は直線、放射状、同心円、波型などの幾何学模様が基本で、いくつかを組み合わせる場合もある。
エナメルから下の彫金文様が透けて見え、モアレ織物のように光を反射して輝き、特にさまざまな文様があるのはアンティークジュエリーならではの技法である。

帝政ロシア 19世紀後期 
素材: ダイヤモンド・ムーンストーン・エマイユ・14金・・銀
サイズ: L23.5cm W0.8-1.5cm 
内径17.5cm
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Emperor Russia late 19th century
Material: Diamond, Moonstone, Enamel, 14K Gold, Silver
Size: L23.5cm W0.8-1.5cm
17.5cm inside diameter
Price : Please contact us ▽

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