N°0586 18世紀 アテナの兜をつけたクピド ローズクォーツ フランスアンティークブロンズ像

フランスの1700年代前期のアンティーク・デコレーションのオブジェで、ルイ15世王時代のブロンズ彫金像をご紹介致します。
高さ14.5cmの愛らしいクピド像で、ブロンズ製で金鍍金が施してあり、ローズクォーツをクッションの形に彫刻した上に座った姿です。

クピドは愛と美の女神ウェヌスの子供で、放つ矢で人を恋におとしいれる「愛の神」、ラテン語でアモルと呼ばれます。
このクピドは、アテナ女神のシンボルのメデューサの楯と、羽根飾りの兜と剣を持っています。
アテナは通常は戦いの女神ですが、その楯や兜を取り去ると、芸術文化の守護女神となります。

つまり、このアテナ女神から武具を取り上げたクピドは「平和と芸術と愛 」のシンボルとなっています。
18世紀前期のフランス王ルイ15世は、自らを太陽王、芸術神「アポロン」 にたとえ、ヴェルサイユ宮殿を金鍍金の彫刻や鏡や水晶のシャンデリアなど、光と黄金で装飾しました。

当時のフランスは、ヨーロッパでも最も豊かに華やかに文化が開き、世界中から様々なものを集め、各国の宮殿はヴェルサイユ宮を真似して作られました。
他国ではフランス語を宮廷の公用語とし、結婚や外交によるフランス宮廷との結び付きを競っていました。
このクピドはそんな時代のアンティークオブジェで、クッションには、ルイ15世様式の、房飾りや織り文様が見られます。

彫像は、薄絹を風になびかせ、今にも動き出しそうな一瞬を捉えています。
金鍍金面は、18金以上の金を、何層にも重ねて仕上げる質の高い金鍍金技術が使ってあります。
厚みのある金鍍金は、時を経て「パチネ」と呼ぶ表面変化が起こり、独特の金色になりますが、それもこのアンティークのブロンズ彫刻の魅力の1つになっています。

表情は愛らしくも凛々しく、ふっくらとした体は躍動感に溢れています。

ブロンズ像は作られた後に、彫金師が細かい装飾や陰影の彫りを施し、その上から何層にも金鍍金をしてあります。
高さ14.5cm、幅10cm弱の像は、18世紀当時には飾り棚やテーブルへ、オブジェとして飾られました。

愛と平和のクピド神にふさわしく薔薇色の水晶を使っているのも珍しい、18世紀のアンティークのブロンズ像です。

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フランス 18世紀前期 
ブルボン王朝・ルイ15世時代
素材:ブロンズ・金鍍金・水晶(ローズクォーツ)
サイズ:L9.8cm W9.5cm H14.5cm
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Bronze sculpture statue
France Early 18th century
Bourbon dynasty, Louis XV
Material: bronze, gold plating, crystal (rose quartz)
Size: L9.8cm W9.5cm H14.5cm
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