N°1788 Sold* カルティエ – ダイヤモンド アンティークペンダント
こちらの作品は販売済となりました、ありがとうございました。
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1910-1920年代のダイヤモンドのアンティークジュエリーをご紹介致します。
フランスの宝飾商カルティエのチェーン付きペンダントで、台座はプラチナ製で、一面にダイヤモンドをセッティングしています。
サイズはチェーン通しから下までが3.1cm、幅は1.8cmです。
ダイヤモンドは全てオールドカットで、透明度の高い綺麗な宝石です。
縁取りの円型フレームに26石、内側のストレートフレームに36石、中央の揺れる雫型フレームには大きな宝石が2石と上部に2石がセッティングしてあります。中央の最も大きなダイヤモンドは約0.8カラットで、強い輝きがあります。
プラチナの台座は宝飾師が作っており、拡大しますと、前面に施してあるミルグレーン(粒状彫金)が、大変細かい技術で作ってあることがわかります。
裏面をご覧下さい。ライン状のバーが見えますが、これはフレームを支える上、数ミリの奥行きを作っています。この作りは、ペンダントの正面だけでなく横からも、180度の範囲でダイヤモンドへ光を入れるためです。
また、中央の雫型の後面にも同じくライン状のバーがあり、外側と同じく光を入れる効果に加え、中央の雫型へ高さを出しています。(下の画像では少し斜めから撮影していますので、バーの位置が斜めに見えていますが、実物はシメントリーです。)
また、下の斜めの画像の外側の円型フレームに注目して下さい。
円型の外側の方がわずかに奥に入っており、ストレートフレームに接する内側が、手前に突き出す形になっています。
つまり、中心に向かって高くなっていく形に仕上げてあります。
この作りのおかげで、外側、内側、雫型、の3つのフレームに順に奥行きが出て、着けますとふわりと丸いドーム状の、ダイヤモンドの輝きができるのです。
チェーンの長さは37.5cm、
オリジナルボックス付きで、
当時のカルティエならではの、繊細な宝飾技術によるアンティークジュエリーです。
◯ カルティエ Cartier ジュエラー_宝飾商
1847年にフランソワ・カルティエによって創立したフランス、パリを代表する宝飾商の一つである。
1870年代以降は息子アルフレッド、その後に孫息子のルイが参画し、1989年には現在も本店があるパリ1区のヴァンドーム広場から続くラ・ぺ通り13番地へ本拠を構える。1906年にはロンドン支店をジャック・カルティエが引き継ぐ。
ロシアのファベルジェ、フランスのカルティエと言われるほどエマイユとプラチナ作品が代表的で、ヨーロッパ王侯貴族や世界の富豪たちが顧客リストに名を連ね、ジュエリーやオブジェを注文した。クラシックな宝飾技法を踏襲しながら、常に時代の最先端の文化芸術運動に着目し、創作したジュエリーやオブジェは、「カルティエ・スタイル」と言われる。
1970年代にはカルティエ一族の手を離れるが、メゾンは現在も世界的なフランスのジュエラーとしての名声が存続している。
フランス 1910-1920年頃
素材: ダイヤモンド・プラチナ
カルティエ オリジナルボックス付
サイズ:L3.1cm (チェーン通し含まず2.5cm) W1.8cm
チェーンL37.5cm
Sold*
France 1910-1920
Jeweler: Cartier
Material: Diamond Platinum
Cartier with original box
Size: L3.1cm W1.8cm
Chain L37.5cm
Sold*