N°1024 リヴェリュール 蜻蛉アンティークブローチ

フランスの1850~70年頃のアンティークブローチをご紹介致します。
「 リヴェリュール 」とはフランス語でトンボのことで、古来、日本では「勝ち虫」と呼び、装束や武具へあしらったのは武将たち、19世紀中頃のナポレオン3世皇帝時代以降、日本から送られてくる壺や漆器に影響を受けて始まったのが、蝶やトンボなどの昆虫のジュエリーやアールヌーヴォーでした。

中央には大きめのオールドカットのダイヤモンドが輝き、羽根は銀フレームへダイヤモンドをセットし、本体と目には18金フレームへデマントイドガーネットをセッティングしています。

18金と銀製の台座や頭、足は全て彫金師が作っており、ふわりとした羽根の感じや、トンボの曲線に仕上げてあり、着けますと宝石の輝きとともに、軽やかな動きを形にしています。
裏面は羽も含めて全て18金製で、

銀とダイヤモンドの白い輝きは、薄やかな羽根を表しています。

長さ5.2cm、幅4.2cmと着けやすいサイズのブローチで、ダイヤモンドとデマントイドガーネットの鮮やかな緑色が輝いています。

ある日見かけたグレーヘアのマダムは、上下黒の装いへトンボのアンティークジュエリーを胸元へ留めていらっしゃいました。
脱皮し、やがて羽化して飛び立つトンボは、永遠の命や若返りのシンボルとされ、古代から今まで人々に好まれています。
自然の優雅な美しさを添えるアンティークジュエリーです。

フランス 19世紀中後期
素材: ダイヤモンド・デマントイドガーネット・銀・18金
サイズ: L4.2cm W5.2cm
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Dragonfly Brooch
France, late 19th century
Material: Diamond, Demantoid Garnet, Silver, 18K gold
Size: L4.2cm W5.2cm
Price : Please contact us ▽

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