N°1335 Sold* エメラルドのスカラベ ダブルフェイス アンティークカメオペンダント

こちらの作品は販売済となりました、ありがとうございました。

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古代エジプトのスカラベのアンティークジュエリーをご紹介いたします。
スカラベは、1世紀〜2世紀のエメラルドへのカメオ彫りで、2つのカメオをダブルフェイスでセッティングしてあります。
19世紀中期にフランスでペンダントに作られました。チェーン通しは18金製でダイヤモンドをセットしてあり、ダブルフェイスの中央の台座は18金製で、縁取りのダイヤモンドは銀のフレームで台座へセッティングしています。

横から見ますとわかりますが、2つのカメオの台座の間にもダイヤモンドセッティングが1周ある作りです。
幅1cm、縦1.9cm、厚み0.85cm、カメオとダイヤモンドのボリューム感、チェーン通しのサイズ感といった綺麗なバランスのペンダントです。

聖なる甲虫スカラベは、古代エジプトの聖なる守り神です。玉を転がしながら地中へ消え、また出てくる姿が天体の運行に見えることから〝 太陽神ケペラの化身 〟として、〝 再生と豊穣のシンボル 〟として神聖視されています。

エメラルドは愛と英知をもたらす崇高な宝石で、心の安定と判断や思考の力をつけることから、いにしえから、お守りの宝石でした。

エジプトのルクソールにあるカルナック神殿は王家の谷などで有名な場所ですが、そこには紀元前14世紀のアメンホテプ3世が太陽神に捧げた大きなスカラベ彫像が今も同じ場所に残っています。
フランスは、1800年代末のナポレオン1世皇帝のエジプト遠征をきっかけに、19世紀中頃にかけて、国が考古学隊を派遣するほど遺跡発掘が盛んになりました。
発掘品はパリの美術館や収集家のもとへ送られ、現在のルーヴル美術館に古代エジプト部門が充実しているのはこの時代の発掘の賜物といえます。

片面のスカラベ、

もう片面のスカラベ、色合いや彫刻はわずかな違いがありますが肉眼ではほぼ同じです。当時でもエメラルドは希少で、非常に高貴な人々のために作られたと考えられます。

小さくとも立体感あるペンダントで、スカラベの中でもエメラルドは大変希少ですし、ジュエリーとしても素敵なデザインです。
揺れるダブルフェイスのエメラルドとダイヤモンドの輝きが魅力のアンティークペンダントです。

画像のチェーンは参考品ですが、長さやサイズ感などお似合いのアンティークチェーンをご紹介致せますので合わせてお問い合わせ下さい。

スカラベ カメオ:紀元後1-2世紀(エジプト古代ローマ属州期)
ペンダント:フランス 19世紀中期
素材: エメラルド・ダイヤモンド・18金・銀
サイズ:L1.9cm W1.0cm D0.85cm

Pendant
Scarab cameo: 1-2 century AD (Ancient Roman province of Egypt)
Pendant: France Middle 19th century
Material: Emerald, Diamond, 18K gold, Silver
Size: L1.9cm W1.0cm D0.85cm

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