N°0419 フランス 18金製アンティークロングチェーン 彫金リング古典様式

フランスの19世紀前中期のアンティークロングチェーンをご紹介致します。
長さは86cm、質の良いロングチェーンの中でも、特にこのアンティークチェーンは1820-1850年頃の「フランス王政復古時代(※下記参照)」のチェーンで、全て宝飾師による凝った「古典様式 -クラシック」の作りが魅力です。

フランス 18金製アンティークロングチェーン 彫金リング古典様式

その作りとは、まず各リングサイズは縦4mm、横幅3mmのオーバル型で、表裏と側面全体に、細い線彫金をつけ、表面をフランス語で「サティネ」と呼ばれる軽い艶消し加工が施してあること、そして1つのリングが、まず18金板をカットし、彫金を施し、それを折り曲げて楕円形リングを作り、それを一つ一つろう付けでつないでチェーンに仕上げていることです。

このような作りのおかげで、ニュアンスのある陰影と輝きがあります。
下の拡大画像では、リングの内側にごく細い開きがあるのが見えますが、それが内側が空間になっている証です。この「中空」作りの理由は、もしこのサイズのリングで中まで金製ですと、チェーンがずっしりと重くなり、着け心地の大変悪いチェーンとなってしまうからです。

中空と言いましても、フランスの質の良いチェーンは、必要十分に18金を使い、リングの厚みはしっかりと通常の着け方でリングが容易に凹んだりしない強いリングで仕上げてあります。美しい見た目と質感、着けるにふさわしい重量感、全てを備えているのが当時のフランスの宝飾師の高い技術によるアンティークチェーンで、開閉式の
留め具も全てオリジナルです。

このような作りは、大変な時間と技術力が必要なため、今ではもうこのような作りのチェーンは作られなくなりました。19世紀前期から中期の「フランス王政復古時代(※下記参照)」のチェーンはもともと数少ない上に現存も希少ですが、アンティークジュエリーを良く知る人々の間では、より古い時代のチェーンの魅力に惹かれていくと言われますが、

一見シンプルに見えるチェーンですが、どこか違うのは、このような細工や古い時代ならではの宝飾師や技巧の時代性があるからです。凝った細工がエレガントなフランス的で、1連でシンプルに、2連で装飾的なペンダントトップやカメオなどを身に着けるのも美しいアンティークロングチェーンです。

※ シャルル10世王 フランス王政復古時代 時代名称_様式

1814年のナポレオン1世皇帝の失脚後、1830年まで続いたブルボン王朝による立憲君主制。まずルイ18世が復位した。ルイ18世は18世紀前期のルイ15世の孫で、兄はルイ16世、1755年にヴェルサイユ宮殿で誕生する。逝去後の1824年に弟のシャルル10世が続いた。シャルル10世王はマリーアントワネットとも仲良く、もっとも王らしい王と言われる。1830年までの王政期には、18世紀のブルボン王朝様式やマリーアントワネット好み、中世、ルネサンス時代様式が復活し、ネオ・ゴシック、ネオ・ルネサンスといった工芸美術が流行する。1830年にはオルレアン朝のルイ・フィリップ王が即位し1848年まで在位した。一般には、1814-1848年を「フランス王政復古時代」と呼ぶ。

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フランス 19世紀前中期
素材:18金
サイズ:L86.0cm
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Long chaine
France early to mid 19th century
Material: 18K gold
Size: L86.0cm
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