N°1411 ヴェルノン作 聖母マリア像 アンティークペンダント

1905~1910年頃の、フランスの宝飾彫金作家「ヴェルノン」の聖母マリア像のアンティークジュエリーをご紹介致します。
このペンダントはプラチナ製で、象牙へマリア像をカメオ彫刻してあり、背景を天然真珠で埋め尽くし、フレームの縁取りとチェーンパーツへダイヤモンドをセッティングしています。

アンティークペンダント ヴェルノン 聖母マリア 

フレームにはミルグレーン(粒状彫金)を施しています。

マリア像のアンティークジュエリー

裏面には、聖母マリアの「M」のモノグラムと、雲、ステラマリス(マリアの星)、マリアのシンボルの薔薇、光、モノグラム BNEPが彫金してあります。
これは型押しではなく、宝飾師がプラチナ板へ彫金を施した装飾で、プラチナは他の貴金属に比べ固いために美しい彫金ができる彫金師は少なく、この点でもペンダントの工房が高い技術を使ったことがわかります。
下方の「1871年4月22日、1921年4月22日」の年代は、1921年以降に、このペンダントを受け継がれた時に付け加えられた陰刻です。

アンティークジュエリーの裏面プラチナ

精緻な彫金で、薔薇の花や雲の浅彫りが見事です。

天然真珠はフレームとカメオの形に添って珠のサイズを変えてあり、艶やかな粒ぞろいです。
透けたヴェールの質感や、手の表情をご覧下さい、繊細なカメオ彫りはヴェルノンならではです。また、「ヴェルノン」の刻印は聖母マリアの左下、手の横に「F.ヴェルノン」と彫刻であります。

天然真珠のアンティークペンダント

ヴェルノン(1858年-1912年)は、フランスの宝飾彫金作家です。
ベル・エポックからアールヌーヴォー期に主にメダイユを作り、ルネ・ラリックの宝飾作品の顔を彫刻する彫金師として大変著名でした。
ルネ・ラリックのジュエリーにある、優雅な人の表情はヴェルノンの感性と技術によって作られたもので、ヴェルノンの作る魅力的な美しい表情に惹かれ、ラリックは人の彫刻の殆どをヴェルノンに依頼していました。

また、メダイユ作家としては、宝飾商からの依頼を受けヴェルノンが原型を作り、工房が型取ったものもありますが、このペンダントは象牙へヴェルノンがカメオ彫刻をし、ジュエリーに仕立てており、
ヴェルノン自身の作品となる稀少なアンティークジュエリーです。

マリア像 ダイヤモンドと天然真珠のアンティークジュエリー

画像のチェーンは参考商品ですが、同時代の宝飾師によるハンドメイドのプラチナチェーンは、ご希望の長さでご紹介致せますので、お問い合わせ下さい。

※ フレデリック・ヴェルノン(1858年-1912年)
ヴェルノンはフランスの彫金作家、メダイユ作家、宝飾家です。パリの国立美術学校を卒業し、1887年にローマ賞グランプリを獲得後、ローマのメディシス宮で研鑽を積み、1896年にはフランス芸術家協会のメンバーとなり、1909年には芸術アカデミー会員となっています。
優雅な人物像を得意とし、フランスの代表的なメダイユを制作、またルネ・ラリックの宝飾パートナーとして有名です。パリ造幣局美術館やフランス国立文書館では作品と資料を所蔵しています。

フランス 1905-1910年頃
素材: 象牙・天然真珠・ダイヤモンド・プラチナ
サイズ:L4.35cm W3.5cm
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Pendant
Frédéric-Charles Victor de Vernon
France 1905-1910
Material: Ivory, Natural pearl, Diamond, Platinum
Size: L4.35cm W3.5cm
Price : Please contact us ▽

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