N°1192 Sold* ねずみ 帝政ロシア彫刻作品 アンティークオブジェ
こちらの作品は販売済となりました、ありがとうございました。
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19世紀末頃の、帝政ロシアのねずみ型の彫刻作品をご紹介いたします。
フランスでは「Musaraigne – ムザレーニュ」と呼ぶとがりねずみと考えられます。
世界最小の哺乳類の一つで、北ロシアや北ヨーロッパをはじめ、アラスカや北極圏近くまでの北国に住んでいます。今は世界の絶滅危惧種にもなっています。
厳密にはもぐらに近い動物で、人里に近いところにも現れ、小さく愛らしい姿から、いにしえからロシアやヨーロッパでは、寓話やお伽話にも登場しています。
尖り気味の顔や、体のかたちなどが「とがりねずみ」の特徴をとらえています。
アゲートへ彫刻してあり、目にはカボションカットのルビーをセットしています。
横から見て、幅3.6cm、 高さ2.8cm 奥行き1.9cmのサイズです。
美しい灰色のアゲートを使ってあり、半透明でまろやかな色合いで、小さな姿をいきいきと表しています。
灰色に似合うルビーは鮮やかに輝いています。
手のひらに乗るサイズですが、このまま拡大しても良いほどの綺麗な彫刻で、当時の力量のある彫刻師が創った作品といえるでしょう。
帝政ロシアの小さな彫刻作品です。
帝政ロシア 19世紀末頃
素材: アゲート・ルビー
サイズ:L3.6cm H2.8cm D1.9cm
Sold*
Imperial Russia around the end of the 19th century
Material: Agate, Ruby
Size: L3.6cm H2.8cm D1.9cm
Sold*