N°0904 古代様式 グラニュレーション18金製フランスアンティークロングチェーンネックレス

フランスの希少な1820年代から1850年頃の、ロングチェーンネックレスをご紹介いたします。
長さ150cm、18金製の ソートワール で、全て宝飾師によるハンドメイドで作られたアンティークジュエリーです。

このソートワールの素晴らしいところ、それはかつて再現不可能と言われた古代様式で作ってあること、そしてチェーンは2種類のリングを使い、総計12パーツの楕円型のモティーフ飾りをセッティングあることです。

楕円型の飾りモティーフのサイズは縦約13mm、最大幅 7mm、

拡大画像で見ますと、楕円型の表面360度すべてに、「グラニュレーション(※下方参照)」という金粒飾りがあるのがわかります。
しかも、粒々は幅7mmの中へ2〜3粒をまとめてセットしてあり、いかに細かい仕事かが見て取れます。

また、楕円型モティーフの表面は「サティネ」と呼ぶシルクサテンのような艶やかさに仕上げてあり、光が当たると粒が陰影をつけ、とても繊細で秘めやかな輝きがあります。

続いて、チェーンをミクロ画像で見ますと、2種類のリングを使っているのが見えます。
一つは丸型へ波型をつけたリング、もう一つはオーバル型で、真ん中にカーブをつけ縁取りの凸を両端につけたリングで、

宝飾師が2種類のリングを、一つ一つを繋げてこのロングチェーンを作っています。
着けますと2種類のリングが、細やかに光ってアンティークジュエリーならではの繊細な印象です。
丸いリングは直径5mm、その中へ、このような波型を付けているのです。

このような金細工技法の「グラニュレーション」や装飾のあるリングの作りは「古代様式」と言い、18世紀から19世紀に遺跡発掘されたエトルスク(※下方参照)や古代ローマ時代のジュエリーにあった宝飾技法で、当時は幻の技法と言われていました。

そして19世紀には、ローマのジュエラー「カステラーニ」が研究し、復刻したことでも知られており、高度な工房や宝飾師だけが作ることができた宝飾技法でした。
このソートワールは、チェーンも飾りモティーフも、ジュエリー全てに古代様式の細工を施してあり、宝飾師が長い時間と、独自の技術で作ったジュエリーです。

このソートワールの引き輪は、オリジナルでは、下の画像のようにセットしてあります。
当時の着け方としては、150cmのロングチェーンを1~2連でかぶりで着ける、

または下の貴婦人のように、1連で着け、引き輪へ懐中時計やシール、ルーペ、ロニエっとなどのトップを付けて、服のポケットへトップを仕舞い、チェーンを垂らして身につけていました。

引き輪は開閉可能なリングでチェーンへセットしてあり、

この婦人のように、チェーンを3~4連で巻いてお着けになられたい場合は、

下の参考画像のように、宝飾師により引き輪をチェーンの端へ移動して付け、チェーンを開くことが可能なうえ、オリジナルを損いませんので、元に戻すこともできます。
ご希望の場合はお申し付け下さい。

(引き輪の位置 参考画像)

 

このような全体に凝ったロングチェーンは、時計や他のジュエリーとも似合いますし、普段使いに、シンプルにチェーンだけを、シャツやセーターの襟元へ、揺れるように身につけるのが、フランス的なシックなお洒落で、古代ジュエリー的な、密やかな美しさが印象的です。

無造作に着けると、繊細な作りの美しさが、ぎゅっと凝縮されているようなさ魅力もあります。
いろんなスタイルのチェーンは、何種類持っていても使え、特にこのような凝ったネックレスは、身につけ方で、日常にフォーマルにと活躍してくれます。
大人の方のためのフランスのアンティークチェーンです。

18金製 アンティークロングチェーンネックレス フランス 古代様式 アンティックリヴァイヴァル

※ グラニュレーション 宝飾技法_細工

金属の台座に非常に小さい粒状、球状のものをろう付けする技法で、パターンに合わせて文様的に装飾をつける。日本では「粒金」と言われる。古代のエトルリアの金細工が遺跡から発掘され、19世紀にローマのジュエラー「カステラーニ」などによって技法が研究され、古代のものは0.18mmほどのサイズがあり、完全な復元とはなっていないが、近しい細工を作ることが可能となった。古代当時の技法は完全には解明されていない。

※ エトルリア ー エトルスク様式 エトルスカン・スタイル

エトルリアとは、紀元前8世紀〜1世紀に、イタリア半島中部(現在のトスカーナ地方、フィレンツェ〜ボローニャ、ペルージャ近辺)にあった都市国家群である。その古代文明の美術様式を仏語でエトルスク様式、英語ではエトルスカン・スタイルと呼ぶ。宝飾品では、グラニュレーション、オプス・インテルラシレ、フィリグリーなど非常に細かい金細工技法が発見されている。19世紀には、ローマの宝飾商カステラーニを筆頭とし、発見された古代の遺物にインスピレーションを受け、デザインや技法をジュエラー達が研究し「古代様式」「アンティックリヴァイヴァル」「考古学様式」のジュエリーが作られている。

※ ウェブサイト掲載中のアンティークジュエリーやオブジェのより詳細については、このページの「お問い合わせ」ボタンからご連絡下さい。実物をご覧いただけます。こちらのインフォメーションをご覧下さい。

フランス 19世紀第二四半世紀
素材: 18金
サイズ:L150.0cm
価格問い合わせ ▽

Necklace
Early 19th century
France Early 19th century
Material: 18K gold
Size: L150.0cm
Price : Please contact us ▽

お問い合わせ

一覧に戻る

こちらもおすすめ

ページの先頭へ