N°1161 水晶の紋章陰刻 シールペンダント/アンティークジュエリー

フランスの18世紀前期〜中期のアンティークジュエリーをご紹介致します。
ルイ15世王時代の18金製にロック・クリスタル(透明水晶)へインタリオを施した紋章のシール・ペンダントです。
ロック・クリスタルは3面体で、回転式の仕組みに作ってあります。

フランス侯爵紋章シールアンティークジュエリー

この紋章はフランスの侯爵家のもので、王冠を頂点に双頭の鷲の2つの楯がシメントリーにあり、楯の両側を天使が支える文様です。

フランス侯爵家の王冠は、下のイラストにあるような形で、インタリオと同じです。
正面向きの双頭の鷲は、もともとは古代ローマ帝国から、15世紀以降には神聖ローマ帝国のシンボルとなり、フランスでも一部の地域で使われるようになりました。

例えば下の2つはフランス北部のノルマンディー貴族の紋章です。
また、両側の天使は、主に高位の貴族である「公爵」と「侯爵」の紋章の文様として描かれ、天使のご加護を意味します。

侯爵の王冠を拡大画像で、

他のシンボルもより拡大画像でご覧下さい。
天使は左右それぞれが違った表情で彫られています。

18mm x 28mm の水晶に、これだけの文様が彫ってあります。
1730-60年頃のルイ15世時代のシールで、ここまで細かく、また天使がモティーフに加わった紋章はあまり見られません。

またこのシールは回転式に作ってあるため水晶が回り、紋章の面を正面に持ってくることができます。

方法は下の画像をご覧下さい、上の18金の中央部分のパーツを矢印の方向へ引き上げますと、円内のように水晶を留めているロック部分がはずれ、回転する仕組みです。

この水晶にはほとんどインクルージョンや曇りが無く、透明度の高い美しい石で、しかも厚みがありながら、どの角度から見ても紋章が鮮やかに浮き上がっています。
下の画像ではまるで鏡のように、インタリオが横面に写り込んでいるのがわかります。

18世紀当時はシャトレーンへ懐中時計や鍵、装飾のオブジェとともに身につけられました。

瑞々しく透明感あふれる水晶のインタリオシールは、アンティークジュエリーならではで、チェーンやコードなどでペンダントとして身につけられると美しいジュエリーです。

画像のチェーンは参考商品で、長さやデザインなどお好みに合うアンティークチェーンをご紹介致せますのでお問い合わせ下さい。

フランス 18世紀前期〜中期
素材: 水晶(ロック・クリスタル)・18金
サイズ:H3.8cm W2.8cm D1.8cm
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Pendant Intaglio Heraldry of Marquis
France  Mid 18th century
Material: Crystal (Rock Crystal), 18K Gold
Size: H3.8cm W2.8cm D1.8cm
Price : Please contact us ▽

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