N°1147 メデューサ ダイヤモンドの指輪/アンティークジュエリー

1600年代後期から1700年代初期のゲルマンのアンティークジュエリーをご紹介致します。
現在の南ドイツ圏の指輪で、鋼鉄に彫金し、金で装飾をつけ、メデューサの口にダイヤモンドをセットしています。

メデューサのアンティークジュエリー

歴史的には、現在の統一された国としてのドイツは19世紀以降で、17世紀当時のドイツ近辺は、諸侯が統治する大小多くの公国に別れていました。
諸侯たちは名目上は〝 神聖ローマ帝国皇帝 〟に統制される立場でしたが、中には豊かで皇帝を脅かすくらい強力な公国も存在しました。
それぞれの公国は独自の宮廷と文化を持ち、ゲルマン圏独特の美術や宝飾様式がありました。

メンズアンティークダイヤモンドのリング

鋼鉄は中世の時代から騎士の甲冑や楯、剣の素材として作られています。
日本にも、武士の兜や甲冑、見事な日本刀にあるように鋼鉄の文化がありますが、ヨーロッパにも同じような歴史が見られ、高位の騎士は宮廷用として、大変緻密な彫金をほどこし、金や宝石を嵌め込んだ、まるでジュエリーのような甲冑を身につけていたのです。

当時の武具は代々大切に引き継がれ、今でも美術館で特別室があるくらい装飾美術の一つとして残しています。
この指輪は、そのような装飾的な甲冑と同じ技術で作られたものです。

当時、熟練の技術者の手により大変な時間と技術をかけて作り出す金属〝 鋼鉄 〟は、金銀といった貴金属と同じ価値を持つ素材として使われていましたから、このようにダイヤモンドをセットした指輪は作られたのです。

ダイヤモンドも同じく、遠いオリエントの国から石商人が危険を犯して運んでくるもので、ごくわずかの人々しか身につけられませんでした。

正面に彫刻してある古代神話のメデューサは、身につける人を「守護」するモティーフです。
ギリシャ神話では、見た人を石にするメデューサは、このアンティークジュエリーにふさわしいシンボルです。

南方ドイツ圏 17世紀後期〜18世紀初期 
素材: ダイヤモンド・鋼鉄・金
サイズ: L1.1cm
リングサイズ:13.5
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Ring
Southern German region late 17th century-early 18th century
Material: Diamond, Steel, Gold
Size: L1.1cm
Ring size: 13.5
Price : Please contact us ▽

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