N°0934 Sold* ダブルフェイスのリガード アンティークリング
こちらの作品は販売済となりました、ありがとうございました。
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リガードと呼ばれる指輪をご紹介致します。
18世紀のフランスのリングで、18金製フレームにヴゥランへ描いたミニアチュールをセッティングし、ガラスカバーをセットしてあります。
リガードはフランス語で、視線や眼差しを意味します。
ヴゥランとは18世紀独特のミニアチュール用に作られた大変な手をかけて作る高級紙で、フランス独自の素材です。
ダブルフェイスで片方は青い目、
もう片方は茶色の目のダブルフェイスのミニアチュールリングです。
リガードは、「お互いを見つめ合う」という愛のメッセージ・ジュエリーでもあり、18世紀からフランスで作られ、19世紀にはイギリスへこのスタイルが渡りました。
リングは回転式で、表裏どちらでも着けられる仕組みです。
ガラスのカバーは縁取りを斜めにカットし角を0.1mmほど滑らかに研磨してあり、光が当たるとカット面が輝きます。
長方形のフレームは、3段に凹凸のある作りで、輪のセッティングはビス式の蝶番型で、華奢な感じですがしっかりとした宝飾技術で仕上げてあります。
フレーム側面の、数ミリに満たない凹凸の作りや、しなるような 「Ω(オメガ)」型に、綺麗なカーブをつけたリングの形を、斜め後ろからの画像でお分りいただけるでしょうか。
デリケートな作りと愛情を込めた〝 リガード 〟の優しい意味をふくんだアンティークジュエリーならでは18世紀の指輪です。
サイズ変更は可能ですのでお問い合わせ下さい。
フランス 18世紀
素材: ミニアチュール・18金・ガラス・ヴゥラン
サイズ:L2.0cm x W1.3cm
リングサイズ:17.5
*Sold
Ring double face, miniature painting
France 18th century
Material: Miniature, 18K Gold, Glass, Vélin
Size: L2.0cm x W1.3cm
Ring size: 17.5
*Sold