2012年 企画展

HiroTOBE 写真展 - Un Voyage annuel ~年に一度の旅 –

アン・ヴォヤージュ・アニュエル

開催期間:2012年6月16日(土)17h00 ~ 19h00, 17日(日)12h00~19h00、
20日(水)以降の毎週水〜金曜日12h30~18h30・土曜日12h00~18h00、最終日30日(土)12h00~16h00
16日(17h00~19h00)は Hiro TOBE 氏 が在廊し、ヴェルニッサージュ ~ 初日披露会 ~ を催します。
17日にはフランスワインとプチ・ビュッフェのご用意がございます。

フランス中南部、オーヴェルニュ地方の古い村、数百年もの時を経た詩情あふれる風景を写した写真家 Hiro TOBE のモノクロームの世界です。
本展では、印画紙にプリントされた通常の銀塩写真に加えて、湿板写真の技法を応用した” ガラスプリント ” 作品も展示致します。
これは19世紀の「 古典 技法 」非常な手間と時間がかかり現在では殆ど行われていず、独特のマチェール(質感)を持つ他に類を見ないオブジェです。
*全作品に銀塩写真と、ガラスプリント(湿版写真)がそれぞれございます。

◆ Hiro TOBE氏  プロフィール

東京在住。年に一度、友人家族を訪ねてフランスを旅行しフランス各地の風景を撮影している。
東京ではそれらの写真を自らがプリントまで仕上げ、カラー、白黒ともに銀塩写真のみで、デジタル的なプロセスは全く用いず創作している。

◆ ガラスプリント(湿板写真)について

ガラスプリント(湿板写真)とは、現在の銀塩写真以前の古典的写真技法の一つです。
暗室内でガラス板に乳剤(感光剤)を塗布し、半乾きの状態でカメラに挿入し、
その上で暗室の外に出て撮影をします。
今回展示するガラスプリントは、銀塩写真のネガの映像を印画紙ではなくガラス湿板の上に焼き付けた物です。
その結果、独特の質感を伴った美しい映像がガラスの表面に輝き浮かび上がります。
また、この湿板ガラスプリントは、過去の技術を再現・応用していることもあり、一般のラボでは作ることが出来ません。
従って、大変貴重かつ稀少性のあるプリントでもあります。

顧客の皆様には写真展に先立ちインヴィテーションカード&カタログ写真集をお送り致しますのでどうぞご高覧下さい。
全作品はご購入頂けます。詳細は お問い合わせ 下さい。

皆様へ

この度はお陰様で写真展を無事に開催することが出来ました。
また梅雨の折でお足元の悪い日もあった中、お越し下さり誠にありがとうございました。
ご来廊の方々からは、丁寧に仕上げられた詩情あふれる作品のみならず、氏の素敵な佇まいへのお言葉も多々ございました。
ここに皆様と素晴らしい作品をご提供いただきましたHiro TOBE氏へ深い感謝とともに心よりお礼を申し上げます。

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