2021年4月5日 最新情報

森と海 - 展覧会情報

今日は、フランス絵画展「クールベと海 ─フランス近代 自然へのまなざし」をご紹介いたします。
4月10日から東京のパナソニック汐留美術館で開催で、19世紀フランスの画家、ギュスターヴ・クールベの故郷のフランシュ゠コンテ地方の森や、ノルマンディーの海などの風景画を中心に、モネやミレーを含めて全65作品です。
さてクールベは、どんな人? それは下記の美術館ウェブサイトに、わかりやすいイラストで紹介してありますのでご覧下さい。

クールベと海 ─フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館 展覧会 フランス絵画 波 1869年 リヨン美術館蔵 / オルナンの風景 1850年頃 The Met蔵 ルーヴルアンティーク アンティークジュエリー&オブジェ 
波 1869年 リヨン美術館蔵 / オルナンの風景 1850年頃 The Met蔵

 

アンティークジュエリーにある「ミニアチュール 」は、それぞれの時代の絵画から大きな影響を受けています。お手持ちの、「持ち運べる小さな芸術《 ミニアチュール 》」のジュエリーを着けて、絵画を見るのも楽しみの一つかもしれません。
お近くの方も、東京へお越しの方も、よろしかったらお運びになってみて下さい。

「クールベと海 ─フランス近代 自然へのまなざし」
会期:2021年4月10日(土)〜6月13日(日)
会場:パナソニック汐留美術館 (東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック 東京汐留ビル 4階)
▷ 美術館ウェブサイトへ

紋白蝶の季節 - ルーヴルアンティークのモノローグ

春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる…

清少納言の枕草子からは、日本の美しい情景が目に浮かびますが、
パリの春らしさは、夕暮れにあるかもしれません。
細長い街路の上に、青い空が見え、雲が紫色を帯びていて、
あたたかな空気に包まれ、木には蛍光色めいた黄緑の芽がふくらんでいます。

さて、アンティークジュエリーに季節はあるのかしらと思案しました。

今朝は10度を超えていても、まだ肌寒いので、
白のタートルセーターへ白黒の混ざったボトムに、黒のブルゾンを羽織り、
いまだ冬に近い装いをととのえた後、ストールをするほどでなくとも首元が寂しく感じ、
なんとはなしに、手に取ったのが水晶のブローチでした。

それは紋白蝶ほどの大きさで、中央には水晶にイニシャルのリーヴァースインタリオ、
黄金の縁取りに白いエマイユ、
水晶を留める爪には、ダイヤモンドが細かく光っています。

アンティークジュエリー パピヨン インタリオ 水晶 ルーヴルアンティークのモノローグ

全身で見ると、あまりにも儚い存在ですが、
陽に水晶が、電灯にはダイヤモンドが反射して、
一日中、人の目が楽しそうにその光を見つめていて、
着けている本人も、嬉しくなったものでした。

こんなに小さいのに、不思議な力があるのだなと、
そして、冬とは明らかに違う空気を感じるこの頃に、
軽やかな、透明な感じが欲しくなるのは、自然なことだったのかもしれません。

重いコートを脱ぎ捨てて、朝の光が通りに流れ込んでいるのが見えると春、
これからの季節が、良き時になりますように…

Monologue -  モノローグとはフランス語で「ひとり言」のこと

ニュースレターVol.23 配信

3月20日、《 ルーヴルアンティーク ニュースレターVol. 23 》を配信致しました。
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2つのお薦め - 展覧会情報

今日は2つのお薦め展覧会をご案内いたします。1つ目は1930〜90年代のパリを撮ったロベール・ドアノーの写真展です。約200作品を展示、特に30~50年代の情景は、今も変わらないパリの一瞬を捉えています。ドアノーにはアーティストや文筆家の友人も多かったため、当時のフランスの有名な人々のポートレートも豊富です。

「写真家ドアノー/音楽/パリ」 Bunkamura ザ・ミュージアム
会期:2021年2月5日(金)〜3月31日(水)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム (東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F)
▷ 展覧会ウェブサイトへ
以下では展覧会の様子をご覧いただけます。遠方の方やお運びになるのは躊躇される方へ、3分弱ほどのバーチャル展をお楽しみ下さい。

もうひとつは、東京の文化学園服飾博物館でのヨーロッパファッションの展示です。
当店でもご紹介している19世紀末アールヌーヴォー装飾時代から、1930年代までの装いに的を絞っていますので、普段は見ることのない当時の装いと、アンティークジュエリーとの関わりを想像できる展覧会です。

「ヨーロピアン・モード」文化学園服飾博物館
会期:2021年2月18日(木)~4月22日(木)
会場:文化学園服飾博物館 (東京都渋谷区代々木3丁目-22-7)
▷ 展覧会ウェブサイトへ

1940年代のパリ・モードとアール・デコ後期のジュエリー
1940年代のパリ・モードとアール・デコ後期のジュエリー

 

ジュエリーは、装いとともにあるもの、そして風景や人の思いを表しています。
ほとんどの古い衣服は今着ると、時代がかっておかしいものですが、不思議にアンティークジュエリーは、古くなればなるほど、より素晴らしいと思えるものが多いのはなぜでしょうか。
ジュエリーを着けるファッションの歴史には、その秘密の一つが隠されているかもしれません。

ニュースレターVol.22 配信

2月5日、《 ルーヴルアンティーク ニュースレターVol. 22 》を配信致しました。
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大人のおとぎ話 - ルーヴルアンティークのモノローグ

占いを信じますか? 世界には、星、サイコロ、夢、巫女の口寄せ、カードなど、いろいろな占いがありますが、中でもタロットは中世からルネサンスにかけてフランスとイタリアで盛んに行われていました。
現存する一番古いカードは「ヴィスコンティ・スフォルツァのタロット」で、1400年代中頃にミラノで作られました。今は世界中のコレクションや美術館へ散在していますが、厚紙のカードへ手彩色と金銀で装飾をつけた細密画で、アンティークジュエリーにあるミニアチュールの描き方と似ています。

タロットは、歴史上では厳格な宗教者には敬遠されましたが、王侯貴族から大衆まで、占いというより遊びとして人気があり、19世紀には、神秘哲学といった学問界も注目し、今も続いています。

今日は、「ヴィスコンティ・スフォルツァのタロット」をテーマにした「ディオール」から、1月25日に配信されたばかりのオートクチュールの動画をご紹介いたします。
オートクチュールは、カット、刺繍、生地、デザインなどの各専門家の力を合わせるハンドメイドの1点ものです。服とジュエリーの違いはあっても、作り方は、まさに当店でご紹介をしているアンティークのジュエリーやオブジェそのものと言えます。
フランスを代表するクチュールメゾンから、大人のおとぎ話の世界をお楽しみ下さい。(音が出ます♪ 15分14秒 日本語字幕付)
※ 字幕が出ない場合は、下方右から4つ目の印をクリックし日本語設定をして下さい。

ご興味がありましたらメイキング画像もどうぞ。(音が出ます♪ 3分36秒 日本語字幕付)
※ 字幕が出ない場合は、下方右から4つ目の印をクリックし日本語設定をして下さい。

最後に…、最も古いタロットとしては、1392年のフランス国王の「シャルル6世のタロット」があります。多色と金彩で描かれた…と当時の記述にありますが、残念ながら現存はないため、どんなだったかわかりません。古いもので今あるということも、おとぎ話の一つなのかもしれませんね。

Monologue -  モノローグとはフランス語で「ひとり言」のこと

香りの器展 ライブ配信あり - 展覧会情報

2021年初のお薦め展覧会情報は…
当店でも好んでご紹介しているアンティーク香水瓶の展覧会をご案内いたします。1月9日から、古代ギリシャの香油瓶やルネ・ラリックなど約240点を展示した「香りの器 高砂コレクション展」が、パナソニック汐留美術館で開催されています。
綺麗な物を見れますが、遠くて無理、外出はちょっと…の場合も、この展覧会のイベント動画配信(約20分)で楽しんでみられてはいかがでしょうか。
ライブ配信は下の日程で、同じ内容で3回あります。お好きな時間にどうぞ。

1月21日(木)12:30〜 1月24日(日)15:00~ 1月26日(火)19:00~ 全回終了

パナソニック汐留美術館
香りの器 高砂コレクション 展
会期:2021年1月9日(土)〜3月21日(日)
会場:パナソニック汐留美術館 (東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階)
ホームページ割引は ▷ こちらをご覧下さい。

珍しいモティーフ - ルーヴルアンティークのモノローグ

2021年の干支「丑」、牛と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
身近なところでは、乳牛や肉牛などの家畜や食べ物としてですが、世界には、いろいろな伝説があり、どれも神そのものや、化身としての扱いです。

エウロペと牡牛 フランス シャンティー城所蔵 牡牛の角のグリフォン ダリウス王宮殿 壁面彩色タイル装飾 紀元前510年頃 ルーヴル美術館蔵 ルーヴルアンティーク アンティークジュエリー&オブジェ
エウロペと牛 19世紀 シャンティー城蔵 _ 牡牛の角のグリフォン ダリウス王宮壁面 紀元前510年頃 ルーヴル美術館蔵

 

例えば、アンティークではお馴染みの古代ギリシャ神話では、牛頭人身の「ミノタウルス」という怪物の物語や、ヨーロッパの語源になった王女の話「エウロペと牛」、もっと古く、今から4000年以上前のメソポタミア文明では、宮殿の入口や壁に「翼と人頭の牡牛」という巨大な守護神を飾っていました。
そして東洋では、インドで神の化身として崇められ、古中国では牛頭人身の神様が、五穀豊穣のシンボルですし、日本では学問の神、菅原天神の使いとして、合格祈願や厄除けの対象になっています。

こんなふうに、牛は世界中で聖獣として大切にされていますが、実はアンティークジュエリーのモティーフとしてはあまり見られない動物なのです。
もし牛のアンティークジュエリーをお持ちなら、あるいは見つけられたら、とても希少と言えるでしょう。

Monologue -  モノローグとはフランス語で「ひとり言」のこと

ニュースレターVol.21 配信

1月8日、《 ルーヴルアンティーク ニュースレターVol. 21 》を配信致しました。
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新春のご挨拶

2021年、新年あけましておめでとうございます。旧年中はご愛顧を下さり誠にありがとうございました。
令和3年は丑年。牛は大きな体で力強く、草原でリラックスする姿が印象的ですが、いにしえからインドでは神聖な動物として大切にされており、ゆっくりですが確実に進む姿は誠実さのシンボルとして、縁起の良い動物です。
2021年が健康に恵まれた素晴らしい年となりますよう、心よりお祈りいたします。

年始は1月6日(水)12h30~ から開店いたします。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

新春のご挨拶 丑年

皆様へのお願い - ご案内

いつもご愛顧をいただきまして誠にありがとうございます。
感染拡大防止と皆様のご健康のために、店内では以下のような取り組みをさせていただいております。どうぞご留意下さいますようお願い申し上げます。

同時のご入店は2名様までをお願いしております。
スタッフはマスク着用で一定の距離を取らせていただき、手洗い、換気、ドアノブなどのアルコール消毒、お使いいただけるアルコールの常備を心がけています。
ご来店前に、ご希望日時を お問い合わせフォーム やメール、お電話 ( 03-5918-7021 ) にてご一報下さいますと、すでにご予約のお客様との時間調整をさせていただきます。
完全アポイント制ではありませんが、上記に添ってまいりますので、事前にご希望来店日時をお知らせいただけますと、ゆったりとしていただけますのでお薦めいたします。

引き続き、お客様およびスタッフの健康と安全面を考慮しながら営業をしてまいります。
ご面倒をおかけし大変申し訳ございませんが、今しばらくのご理解とご協力をお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症に罹患された方々に謹んでお見舞い申し上げます。重ねまして、医療をはじめ日常を守るために最前線でご尽力下さっている方々へ、心より深謝を申し上げます。
皆様がお元気でお過ごし下さいますよう心よりお祈りし、当店のアンティークジュエリー&オブジェが、楽しく豊かな灯のひとつになれば大変幸いでございます。

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