N°0186 アンダリュサイト - クロス型ペンダント

フランスの18世紀末から19世紀初期のアンティークペンダントをご紹介いたします。
18金製のクロス型の台座に、アンダリュサイトという宝石をセッティングしています。

このアンダリュサイトは、スペインの産出で18世紀末には採掘は終了し、以降採れない希少宝石のひとつです。
透明度が高く、ゴールドからオレンジ色で強い輝きを持っています。

「アンダリュサイト(アンダルサイト)」の名は、18世紀フランスの鉱物・地質学者のジャンクロード・ドラメテリーが、スペインのアンダルシア地方で最初に発見したと考え、1798年に地名から命名しました。
またそれ以前にもフランスの鉱物学者で貴族のジャック・ルイ・デュ・ブルノンが、赤みのあるダイヤモンドのような宝石と、1789年に記述したという歴史があります。

台座は18金製で、クロス中央と最下方にはオーバル型、十字に雫型にカットしたアンダリュサイトはグリフ(爪)でセットしてあります。

縦70mm、幅41mmのサイズで、裏面はクローズドセッティングです。

ゴールド、オレンジ系の濃淡が光によって現れる鮮やかな色彩のアンダリュシットは、当時のスペイン産ならではで、この多色性もこの宝石の魅力となっています。

もともと多くの採掘はなく、希少な美しい宝石として王侯貴族のジュエリーへセットされました。

クロスの中央には、金で創られたモチーフがもう一つのクロスとしてアンダリュシットのクロスと交差するように配してあります。
これは、神聖な天上からの光と至福のシンボルです。

宝石が光を発するような、見事な輝きのアンダリュシットのクロス型ペンダントです。
同時代のゴールドのアンティークチェーンと着けられると綺麗でしょう。

フランス 18世紀末 - 19世紀初期
素材:アンダリュサイト・18金
サイズ:L7.0cm W4.1cm
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France, Late 18th century - Early 19th century
Material: Andalusite, 18K Gold
Size: L7.0cm W4.1cm
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