N°1420. フィリグリー・彫金細工アンティークソートワール

フランスの19世紀後期〜1900年頃の、フランス語でソートワールと呼ぶロングチェーンネックレスをご紹介いたします。

18金製で長さは153cm、
細かな装飾モティーフを端から端まで連ねたロングチェーンネックレスで、全て宝飾師により作られています。

装飾モティーフはオーバル(楕円)型のフレームで、長さ18mm、幅6.8mm、またフレーム側面は、ただの平たいものではなく、山型に作ってあるのも当時のフランスのアンティークジュエリーならではです。
360度の画像をご覧下さい。

フレーム内にはシメントリーに飾り文様をセッティングしてあります。
飾り文様は、中央に8の字型の真ん中にリングをセットした結び飾りがあり、上下には端をくるりと巻いた形のU字型のフィリグリー細工を、シメントリーに飾ってあります。
より拡大してみますと、リングとフィリグリーを交差してある作りがわかります。

U字型のフィリグリー細工は、1つが縦5.5mm、1mmに満たない金線へ、細かな縄網状の彫りがあります。

全て、ひとつひとつを宝飾師がセットしながら作ったもので、アンティークジュエリーにしかない装飾モティーフです。
何より素敵なのは、この凝った装飾モティーフの総数、全部で43パーツあります。

この装飾モティーフをつないでいるチェーンも凝っており、楕円型と円型の2種類の形のリングをつかい、計9リングを90度の角度で交互につないでいます。
楕円型リングは縦3mm幅2mm、円型リングは直径3mmです。

このような凝った装飾モティーフとリングチェーンの作りのおかげで、身につけますと、ソートワールが細やかに光を受けて、繊細に輝いています。

留め具は外径9mmの少し大きめサイズで、スムーズに開閉できます。
留め具にはフランス18金刻印が、丸カンに4ヶ所、引き輪付属のリングに1ヶ所あります。

全体で見ますと、連なった透かし細工が瑞々しい印象があり、その上18金の表面仕上げが艶やかで、角度をつけたフレームや繊細な飾りが光を受けて細やかに輝いています。

長さが153cmありますので、2連で、3連で、長さを変えて楽しめますし、

19世紀フランスならではのロングチェーンは、凝った作りのおかげで、繊細で控えめ、しかし華やかな艶やかさがあります。

時計や他のジュエリーとも似合いますし、普段使いに、シンプルにチェーンだけを、シャツやセーターの襟元へ、揺れるように身につけるのが、フランス的なシックな感じです。
無造作に着けると、繊細な作りの美しさが、ぎゅっと凝縮されているような魅力もあります。

※ 着用参考イメージ

 

いろんなスタイルのチェーンは、何種類持っていても使え、特にこのような凝ったネックレスは、身につけ方で、日常にフォーマルにと活躍してくれます。
フランスのソートワールは大人の方のためのアンティークジュエリーです。

フランス 19世紀後期-1900年頃
素材: 18金
サイズ:L153cm
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France Late 19th Century-Around 1900
Material: 18K gold
Size: L153cm
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