N°1616 エチュイ・ア・メッサージュ 18世紀 フランス 18金製アンティークオブジェ

フランスの18世紀後期のブルボン王朝のルイ16世王時代のアンティークオブジェをご紹介致します。
これはフランス語で「エチュイ・ア・メッサージュ」と呼び、長さ83mm、幅12-14mm、厚み10-12mmのサイズで、全面に彫金で装飾を施してあります。

当時、この「エチュイ・ア・メッサージュ」へ、手紙を細く丸めて入れ、愛する人に贈りました。つまり愛のメッセージを運ぶメッセージケースというわけです。
受け取った人は、このように蓋を開けて手紙を読み、返事を書いたらふたたびこのケースへ入れてお返しをしました。

なんとも粋な習慣ですが、当時はフランス宮廷がヨーロッパ中の王侯貴族たちの手本となった時代で、あらゆる国が「ヴェルサイユ風」宮殿を建て、宮廷マナーを取り入れ、宮廷貴夫人の肖像画は銅版画となって各国へ送られ、ファッションの流行を作りました。この「エチュイ・ア・メッサージュ」も、そんな時代の贅沢で洗練されたマナーのためのオブジェです。

全面に彫金師による装飾があり、さまざまな技巧を使って文様をつけてあり、愛の贈り物「ブーケ」や、愛を奏でる「楽器のモティーフ」があります。
花と楽器の部分にはわずかに黒っぽい部分があります。これはカラーゴールドに見せるための表面加工を施していたところで、当時は本体と同じイエローゴールド以外に、一部をホワイト(グレーに近い)ゴールド、ピンクゴールドにしましたが、200年余以上を経て特にホワイト(グレーに近い)の一部が変化しました。
彫金は全体にわたり、下の画像のように蓋上にも施してあり、

底は平たく少し幅が広くなった形です。

「エチュイ・ア・メッサージュ」のエチュイとは、フランス語で中に入れるもの全体を覆うケースのことで、心のこもった中の手紙を想像させるような、美しい文様をつけ愛のシンボルを散りばめたメッセージケースです。

手紙を書く人 ハブリエル・メツー画 1664-1666年 アイルランド国立美術館蔵

 

ヨーロッパでは、「エチュイ・ア・メッサージュ」はコレクションアイテムとなっています。ケースには18世紀フランスの18金刻印と、後世につけられたフランスの18金刻印があります。

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フランス 18世紀後期
素材:18金
サイズ:L8.3cm W1.2-1.4cm D1.0-1.2cm
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Message case
France late 18th century
Material: 18K gold
Size: L8.3cm W1.2-1.4cm D1.0-1.2cm
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