N°1279 F.ヴェルノン作 神秘の子羊 キリスト像 ダブルフェイス彫金ペンダント

19世紀後期から1900年代初期のフランスの彫刻家で彫金やメダイユ作品作家〝 フレデリック・ヴェルノン 〟作のアンティークジュエリーをご紹介いたします。
ヴェルノンは優雅な肖像を得意とし、フランスの代表的なメダイユを制作、またルネ・ラリックの宝飾パートナーとして有名で、ラリックのジュエリーの人の顔はほぼヴェルノンが創作している力量のある彫刻家です。
このペンダントは〝 神秘の子羊 〟と〝 キリスト像 〟のダブルフェイスで、両面ともヴェルノン自身が18金彫金をほどこしたメダイユです。

キリスト像面は周囲がプラチナ製でダイヤモンドをセッティングし、フレームには細かくミルグレーン(粒状彫金)をつけてあります。
ヴェルノンのサインが右下に見られます。

チェーンを通すパーツもプラチナ製で、片面にダイヤモンドのセッティングですが、回転しますので表裏どちらでも使用可です。
神秘の子羊がクロスをたずさえた図で、周囲には古代ギリシャ建築にある模様が彫ってあります。

表裏のメダイユは別々に作り、プラチナフレームをつけて建築と同じように、18金製ビス留めによってセッティングする作りで、高度な技術のジュエリーに使われた技法で、このような細かい技術から、一般的なメダイユでは無いことがわかります。

20倍に拡大しても美しいレリーフをご覧下さい。
キリスト像も神秘の子羊も、表面をサテンのような輝きに仕上げてあります。これは完全に艶を消さずに、まるでシルクサテンのようなしっとりとした表面加工で、非常に細かい槌打ち技法によって作る彫金細工です。直径25mmの中へ、浅彫りレリーフで0.1mm単位の凹凸をつけることで、子羊やキリストの表情を表しています。

仕上がりは滑らかで、エレガントな印象を作ることができるのは当時の彫刻家でヴェルノンだけでした。ラリックが自分のジュエリーの人物像のために是非にと依頼をしたのもわかります。
哀しみをたたえたキリスト像のプロフィールはアミュレット(守護)として、繊細な顔や、羊の彫刻表現、全体のバランスは見事です。

男性がつけられても素敵なメダイユです。画像のチェーンは参考品ですが、プラチナ、18金製、どちらのチェーンでも着けられますし、ご紹介をいたせますのでお問い合わせ下さい。

◯ フレデリック・ヴェルノン F.Vernon_宝飾家_彫金・メダイユ作家
ヴェルノン(1858年-1912年)はフランスの彫金作家、メダイユ作家、宝飾家。パリの国立美術学校を卒業し、1887年にローマ賞グランプリを獲得後、ローマのメディシス宮で研鑽を積み、1896年にはフランス芸術家協会のメンバーとなり、1909年には芸術アカデミー会員となった
優雅な人物像を得意とし、フランスの代表的なメダイユを制作、またルネ・ラリックの宝飾パートナーとして有名で、ラリックのジュエリーの人の顔はほぼヴェルノンが創作している。パリ造幣局美術館やフランス国立文書館では作品と資料を所蔵している。

フランス 1900-1910年頃
F.ヴェルノン
素材: 18金・ダイヤモンド・プラチナ
サイズ:L3.3cm メダイユ直径2.5cm
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Pendent
Jeweler: F.Vernon
France circa 1900-1910
Material: 18K gold, Diamond, Platinum
Size: L3.3cm
Medal diameter 2.5cm
Price : Please contact us ▽

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