N°0903 ヴァンクリフ&アーペル – リボン型アンティークブローチ

フランスのジュエラー「ヴァンクリフ&アーペル」の1920年代のアンティークジュエリーをご紹介致します。
これはリボン型のブローチで、プラチナ製フレームに、全面にダイヤモンドとサファイアをセッティングしています。
リボンの結び目にあたる中央位置には、ペアーシェイプにカットしたダイヤモンドがあり、
リボンはダブルのデザインです。

ヴァンクリフ&アーペルらしい繊細なつくりは、石のセッティング、フレーム全てに施した細かいミルグレーン(粒状彫金)、側面の光を取り込む為の透かしに見られ、

素晴らしいのはアクセントになっているサファイアのカットとセッティング方法です。

波状のフレームには、さまざまな形にカットをほどこしたサファイアをセットしています。
通常、このような形の石のカットはありません、このブローチの為にオーダーされたサファイアです。

また、サファイアは爪止めではなく、いわゆるインヴィジーブルセッティング(表からはセッティング方法が見えない)です。
リボンの端には細い透かしを入れ、この透かしの縁にもミルグレーンがあります。

ヴァンクリフ&アーペルの刻印は側面にあります。宝石の使い方や曲線的なラインは、ヴァンクリフ&アーペルらしい宝飾技術で作ってあります。

長さ7.5cm、幅1.8cmのサイズは、真っ直ぐに、斜めにつけるなどさまざまに楽しめますし、サファイヤやダイヤモンドの、リングやネックレスとコーディネートされるのも綺麗です。

ランバンの黒・リボンドレス 1920年代 パリ フランス

 

シックな大人の女性のダブルリボンのブローチです。

※ ヴァンクリフ&アーペル Van Cleef & Arpels ジュエラー_宝飾商

1906年にアーペル兄弟と義理の兄弟のヴァンクリフによって創立したパリのジュエリー・メゾン。創業一族はもともとダイヤモンド商で、プラチナへ、ダイヤモンドをはじめとした宝石を使った繊細で優雅なデザインのジュエリーには定評がある。1925年パリ装飾美術博覧会では金賞を受賞し、王侯貴族や世界中の富豪を顧客に持つ。
特に1910年から1920年代のアール・デコ期前後には、パリのトップクラスのメゾンとして君臨した。
1920年代のアール・デコ様式にも素晴らしいジュエリーを残し、1930年の貴金属のバニティバッグ「ミノディエール」の命名もこのメゾンで、パーティバッグ、パウダーケース、腕時計など小物のデザインにも注力し、「ミステリーセッティング」の覇者となるなど、宝飾の歴史に残る作品を作り続けている。パリ1区のヴァンドーム広場22番地に本拠を置き、ロンドン、ニューヨークなど世界の都市へ支店を出した。1940年代以降もパリやニューヨークの社交界、世紀の結婚で有名なウィンザー公爵夫人といった顧客を持ち、現在もパリのトップジュエラーとして続いている、フランスの代表的な宝飾商の一つである。

※ ウェブサイト掲載中のアンティークジュエリーやオブジェのより詳細については、このページの「お問い合わせ」ボタンからご連絡下さい。実物をご覧いただけます。こちらのインフォメーションをご覧下さい。

フランス 1920年代
ヴァンクリフ&アーペル Van Cleef & Arpels
素材: サファイア・ダイヤモンド・プラチナ
サイズ:L7.5cm W1.8cm
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Brooch
Jeweler: Van Cleef & Arpels
France 1920s
Material: Sapphire, Diamond, Platinum
Size: L7.5cm W1.8cm
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