N°1342 フィビュラ型アンティークブローチ 古代様式 回転式ダブルフェイス

「フィビュラ」と言う形の19世紀中期のフランスの、古代のインタリオをセットした、古代様式のアンティークジュエリーをご紹介致します。(「フィビュラ」については、コラム n.53 ブローチの世紀 もご覧下さい。)このブローチは、18金にスカラベを彫金してあり、

スカラベのフレーム部分は回転式で、反対側にはインタリオがセットしてあります。

18世紀から19世紀にかけて、ヨーロッパでは、古代遺跡の発掘が盛んになり、王侯貴族達は古代のインタリオやカメオのコレクションをし、カステラーニやジュリアーノなどのジュエラー達は、古代遺跡の装飾品にインスピレーションを受けたジュエリーを創作しました。
このブローチも、その当時の古代のジュエリー様式で作ってあり、

インタリオは、遺跡から発掘された紀元前2〜3世紀頃の古代エトルリアのものです。( ※ エトルリアについては下記参照)
インタリオの石は緑色で半透明のクリソプレーズで、光の当たり方でグリーンの濃淡が見えます。

モティーフは「男が山羊の乳を絞っている情景」で、この図像は、古代から「豊穣」のシンボルとして知られています。

スカラベ側、インタリオ側に回転させてダブルフェイスに使える2つの顔を持つアンティークジュエリーです。

「フィビュラ」については、コラム n.53 ブローチの世紀 もご覧下さい。

※ エトルリア ー エトルスク様式 エトルスカン・スタイル

エトルリアとは、紀元前8世紀〜1世紀に、イタリア半島中部(現在のトスカーナ地方、フィレンツェ〜ボローニャ、ペルージャ近辺)にあった都市国家群である。その古代文明の美術様式を仏語でエトルスク様式、英語ではエトルスカン・スタイルと呼ぶ。宝飾品では、グラニュレーション、オプス・インテルラシレ、フィリグリーなど非常に細かい金細工技法が発見されている。19世紀には、ローマの宝飾商カステラーニを筆頭とし、発見された古代の遺物にインスピレーションを受け、デザインや技法をジュエラー達が研究し「古代様式」「アンティックリヴァイヴァル」「考古学様式」のジュエリーが作られている。

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フランス 19世紀中期
インタリオ:エトルリア 紀元前2~3世紀
素材: クリソプレーズ・18金
サイズ:L1.4cm W3.4cm
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France, mid-19th century
Intaglio: Etruscan (2-3rd century BC)
Material: Chrysoprase, 18K gold
Size: L1.4cm W3.4cm
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