2019年

最新のお知らせをはじめ、アンティークジュエリーにまつわる展覧会、フランス、パリの文化情報、今行きたいところやお薦め情報、ルーヴルアンティークのモノローグなどを写真や動画とともに日々綴ってまいります。現在の最新情報はこちらからご覧ください。

冬季休業のお知らせ

誠に勝手ながら、年内は12月28日(土)まで、年始は1月8日(水)から営業いたします。
期間中はメール対応はしておりますのでご利用くださいませ。なお、お返事が少し遅れる場合もございますのでご了承ください。
留守番電話メッセージへのお返事や送付手配は8日(水)から対応をいたします。
ご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ニュースレターVol.6 配信

12月25日、《 ルーヴルアンティーク ニュースレターVol.6 》を配信いたしました。今回はコラム《 ヘレナ・ルビンスタイン II 》も新掲載をいたしました。
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アド・アストラ - ルーヴルアンティークのモノローグ

2019年はどんな年をお過ごしになられたでしょうか。
楽しいこと、嬉しいこと、それだけでなく日々の暮らしの中で、悲しいこと、ご心配や不安もおありだったことと思います。

内省的な宇宙飛行士を描いた映画「アド・アストラ」を観ました。
少年時代の悲しみを秘めたまま、遠く海王星まで父を探しに行った男性は、最後に自ら離れて行った父を残して、地球へ戻ってきました。
どんなに遠くに行っても人間のような知的生命体は見つからず、暗く冷たい宇宙が広がるだけ、遠くのものより、身近な人へ自身が持てる限りの愛情を注ぐことこそ、人間性であると再発見した物語でした。
映像の地球は、青く輝くガラス玉のよう、渦巻く大気と海が瑞々しく、大変美しい生きた「オブジェ」でした。初めて宇宙から地球を見た飛行士が、帰ってきてから宗教人になったという気持ちもわかるような気がします。

金銀も、ダイヤモンドも、ルビーもサファイア、エメラルド、そして真珠も、全て地球から生まれています。
令和元年となった2019年、当店ルーヴルアンティークもウェブサイトをリニューアルし新たなスタートとなりました。
これからも、地球の美しい素材に魅せられた人々が作り上げた、アンティークジュエリーやオブジェをご紹介し、その魅力をお伝えしてまいりたく存じます。
2020年が皆様にとってより希望に満ちた年となりますよう、心より願っております。

余談ですが、「アド・アストラ」とはラテン語で「星(天)の彼方へ」を意味します。「アストラ astra」は、古代ギリシャ語の「アストロン ἄστρον〜星」が語源で、フランス語や英語の宇宙飛行士の Astronaute アストロノートは、この言葉からきているそうです。
「アド・アストラ」の予告編をご覧いただけます。(2分30秒 音が出ます)


Monologue -  モノローグとはフランス語で「ひとり言」のこと

ノエル展御礼

おかげさまで2019年アンティークジュエリー&オブジェコレクション・ノエル展は、ご好評をもって終わることができました。
期間中はお天気にも恵まれた上、いつもご愛顧をいただいている方々をはじめ、遠方よりお運び下さった方々、メールやお電話にて多くのお問い合わせ頂きまして、誠にありがとうございました。
ノエル展の作品だけでなく、以前から気になられていたアンティークジュエリーやオブジェもご覧くださり、ウェブサイトの写真よりも実物の方がずっと良いとの嬉しいお言葉をいただいたり、ずっと探していたモティーフのアンティークジュエリーに出会ったとお喜びいただき、私どもも大変幸甚でございました。
人と物との出会いは希少なことと実感しております。時と運命が、偶然のように、また必然のように重なり合ってアンティークジュエリーやオブジェはお客様のもとへ旅立って参りました。
その上お客様からは、たくさんのプレゼントまで頂戴するという大変勿体無いようなご配慮をいただきまして深謝を申し上げます。
これからも日々研鑽し、より一層素晴らしいアンティークジュエリーとオブジェをご紹介して参りたく存じます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年ノエル展開催のご案内

パリの街では聖なるノエルのイルミネーションが綺麗な季節となりました。皆さま如何お過ごしでおいででしょうか。冬の枯れた空気の中で、もみの木の深い緑色が瑞々しく、良い香りがしています。
木々が大気へ放出するのはフィトンチッドと言われる揮発成分で、樹が命を維持し再生するために発散し、特に針葉樹はよく香り、グリーンの色彩とともに、脳を活性化しリラックスさせ、疲れた体調を整える効果があるそうです。
ヨーロッパでは、紀元前のケルト文化の頃からもみの木が神聖視され、ノエルでは命のシンボルとして、日本では樹木神の文化があるように、古代から人々は常緑樹のもつ自然の力を感じていたのですね。
さてこの度、12月3日(火)〜14日(土)に、アンティークジュエリー&オブジェのコレクション、「ボーテ・フランセーズ 〜2019年ノエル展」を開催いたします。もみの木の香気と光あふれる12月に、どうぞお運びくださいませ。

ニュースレターVol.5 配信

11月3日、《 ルーヴルアンティーク 2019年ノエル展開催のお知らせ  ニュースレターVol.5 》を配信いたしました。
光の綺麗な冬に、アンティークジュエリーとオブジェのコレクション展を開催いたします。
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ハプスブルク展 - おすすめ美術館

東京の国立西洋美術館にて、日本・オーストリア友好150周年記念として、「ハプスブルグ展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」が開催中です。
ヨーロッパ中世の、13世紀にさかのぼる古い家系の一つハプスブルグ家、かつてはヨーロッパ全域に勢力を伸ばすほどの帝国を築きました。
断頭台の露と消えた、フランス王妃マリー・アントワネットもハプスブルグ家の出身です。
展覧会では、ウィーン美術史美術館の所蔵品から、絵画、版画、工芸品、タペストリー、武具など100点が展示されます。
特に、アンティークジュエリーがお好きな方なら、ルネサンス時代から18世紀の絵に描かれた宮廷の人々のつけるジュエリーや衣装も、楽しくご覧いただけるのではないでしょうか。
お近くの方も、東京へお越しになる機会がある方も、是非お運びになってみてください。

会期:2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)
開館時間:9:30~17:30 毎週金・土曜日:9:30~20:00  ただし11月30日(土)は17:30まで ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、(ただし、11月4日(月・休)、1月13日(月・祝)は開館)、11月5日(火)、12月28日(土)~1月1日(水・祝)、1月14日(火)

展覧会についてビデオでもご覧になれます。(2分6秒 音が出ます)

こちらは展覧会場の様子です。(2分9秒 音無し)

より詳しくはこちらの国立西洋美術館ウェブサイトへどうぞ

ニュースレターVol.4 配信

11月1日、《 ルーヴルアンティーク ニュースレターVol.4 》を配信いたしました。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ展 - ルーヴルアンティークのモノローグ

今年は9月まで暑かったのですが、あっという間にこの間の日曜日に冬時間となり、日本との時差が8時間になりました。
サマータイムは2021年からなくなるとのことで、ヨーロッパ各国は夏時間と冬時間のどちらで指定するか検討中のようです。
フランスはすでに決まっており、夏時間を選んでいます。
EUは広く、経度で気候も気温もかなり違いがありますから、南へ行くほど日暮れが早く感じられます。
今の日の出は7時半、日の入りは17時半で、これからもっと昼間が短くなっていきます。
でも、街の光が綺麗に輝くのもこれから、アンティークジュエリーの宝石の輝きも、より綺麗に見えてくる季節と、夏とは別の楽しみが待っています。
ところで今パリで一番混み合っているのが、ルーヴル美術館で開催が始まった「レオナルド・ダ・ヴィンチ 没後500年記念展」。
チケットはネットでの全予約制、普段は見れない作品もあり、過去最大規模の前評判で、予約オープン初日は、あまりの人が殺到してサーバーがダウンしたとか、チケット購入のサイトページが開くまで、30分待ったとか…いろんな逸話がニュースになるほどです。
そろそろ簡単に買えるかしら?と、私も昨日にルーヴル美術館の予約サイトへ、3分待ちで買えましたが、11月で空いているのは9日と20日の10時と16時半のみ、これからの評判で、ますます埋まっていきそうです。
来年2月24日まで、ご旅行でいらっしゃる場合は、ぜひにお早めの事前予約をお勧めいたします。
予約していても30分は並ぶと聞いており、早めに行って…となぜか今から緊張しています。

Monologue -  モノローグとはフランス語で「ひとり言」のこと

お見舞いと10月18日の開店時間について - お知らせ

平素よりルーヴルアンティークをご愛顧下さり誠にありがとうございます。

台風19号が過ぎ去りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。大変不安な日を過ごされたこととお察し申し上げます。
被災された方々へ、謹んでお見舞いを申し上げます。どうか一日も早く穏やかな日々に戻れますよう心より願っております。

◆ 10月18日(金)は都合により13時30分から開店いたします。
ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
他は通常営業(12時30分 ~ 18時30分)いたします。

◆ 10月12日(土)は台風19号の影響を考慮いたしまして、臨時休業とさせていただきます。
当日のメール対応はしておりますので、お問い合わせはご利用いただけます。
16日(水)より平常営業をいたします。
ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんが、皆様もくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

カルティエ、時の結晶 - おすすめ美術館

国立新美術館でフランスのジュエラー「カルティエ」の展覧会を開催しています。
1970年代以降の時計の展覧会で、アンティークジュエリーではありませんが、ミステリーウオッチや、スペインの芸術家「ダリ」デザインの腕時計などアーティスティックな作品を中心に、ジュエリーも展示があります。

会期:2019年10月02日(水)-12月16日(月)
休館日:毎週火曜日 10月22日(火・祝)は開館 10月23日(水)は休館
開館時間:10:00 – 18:00 毎週金・土曜日は20:00まで 入場は閉館の30分前まで

こちらのビデオでは展示会場の様子をご覧いただけます。

より詳しくは国立新美術館のウェブサイト または 展覧会特設ウェブサイトへどうぞ。

ニュースレターVol.3 配信

9月21日、《 ルーヴルアンティーク ニュースレターVol.3 》を配信いたしました。
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初秋に - ルーヴルアンティークのモノローグ

パリも日差しはまだ強いのですが、朝晩は冷えてきました。
涼しくなるとアンティークジュエリーをもっと楽しみたくなってきますし、日中は少々暑くても、季節をジュエリーで取り入れると素敵ですね。
色石のジュエリー、ゴールドでちょっと重めの凝った細工のアンティークジュエリーや、イヤリング、ネックレス、指輪などと重ねづけも似合う季節です。
それにパリはスリが多いので、真夏の街中では少々はばかられるのですが、今からは上着やショールで隠せますので、安心して着けられるのも嬉しいこの頃です。
みなさまは、今日、どんなアンティークジュエリーで出かけられるのでしょうか?

Monologue -  モノローグとはフランス語で「ひとり言」のこと

9月の特別営業期間 - お知らせ

9月11日(水)〜15日(日)12h00~19h00

上記期間は日曜日も開店し、パリから新入荷のアンティークジュエリーとオブジェを展示し、皆様のお越しをお待ちしております。
秋のはじめに、お近くにお越しの際には是非お立ち寄りくださいませ。

事前ご予約にて、初日と最終日をのぞいて時間外もお越しいただけます。
なお、期間中はご予約優先の場合もございますので、ご来店希望日時をメールやお電話またはお問い合わせフォームからご一報いただけますと、よりゆっくりとご覧いただけますのでお薦めいたします。
アンティークジュエリーとオブジェは、《 カタログ 》 をご覧ください。

ニュースレターVol.2 配信

9月11日、《 ルーヴルアンティーク ニュースレターVol.2 》を配信いたしました。
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夜長月 - ルーヴルアンティークのモノローグ

そろそろ金木犀の香りが、どこからかふわっと香りそうな今、9月のことを古くは「夜長月」というそうです、
暑さが去って夜には月が煌々と輝く夜が美しい季節を表した言葉だそうですが、美しい言葉だなあと、このニュースレターを書きながら感心しています。
ひらがなのたおやかさも素晴らしいですが、漢字を見て、伝わってくる雰囲気や、情景までが目の前に浮かび上がるのは大きな魅力です。
パソコンの文字でもその良さを感じられるくらいですから、墨の書体で書かれるとどんなに美しいでしょうか。
1字が1つの意味を表す表語文字として変化してきた漢字、古くは紀元前26世紀から始まったと伝わっています。
今、漢字を中心に使っている国は源泉の中国、台湾、シンガポール、韓国、そして日本だそうです。
世界でも稀な文字で、書道の文化もありますね、フランス人をはじめとしてアルファベット圏の人からは、「どうやって覚えるの?」「筆で書かれた文字はまさに芸術!」と本当にびっくりされます。
1字で意味がわかり、元を想像できる形もあり、その上美しい漢字、末長く大切に、そしてもっと知りたいと思っています。

Monologue -  モノローグとはフランス語で「ひとり言」のこと

ニュースレターVol.1 配信

9月4日、《 ルーヴルアンティーク ニュースレターVol.1 》を配信いたしました。
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