N°1875 ダイヤモンド フランスアンティークピアス(イヤリング)

フランスのダイヤモンドのアンティークピアスをご紹介いたします。
19世紀末から1910年代のごく初期の頃のピアスで、台座の表面はプラチナ製、後面は18金製の作りです。
ダイヤモンドは総計12石で、下の大きい2石は各約0.25カラット、2石で約0.5カラットです。

カットは、オールドカットよりもファセット数(面取り)が多く(約50面)、厚みはブリリアントよりも厚く、オールドカットと同じくらいある、オールドカットからブリリアント(56-57面)へ移行期のカットです。

片方づつ、見てみましょう。
台座は表側がプラチナ製で、フレーム全てにミルグレーン(粒状彫金)を施してあり、石はオープンセッティングです。

トップの大きなダイヤモンドは、直径8.8mmの花型の台座に、爪留めでセットしてあります。
この花型の台座は、フランスのベル・エポック期(19世紀末 – 1910年代)のジュエリー によく見られます。
多重の花びらがふわりと広がったロマンティックなデザインのうえ、ダイヤモンドの光を反射し、より輝いて見せる効果もある形です。

小さい10石は円形、台形の2種類のフレームにセットし、各フレームはリングでつないであります。
そのような細かいセッティング方法のおかげで、全体が綺麗に揺れています。
全てのダイヤモンドは、透明感があり綺麗に輝く質の良い石です。

台座の後側は18金製で、融点の違う金属を融合させた高度な技術のつくりで、フランスのベル・エポック(19世紀末〜1910年代)や、アール・デコ初期のジュエリーにも見られます。
側面を見ますと、石を留めているフレームの後ろ側にも、もう一つの平たい台座があり、細部にまで凝った作りであることがわかります。

ピアスキャッチは18金製で、イヤリングに変更もできます。(ねじ式、クリップ式、どちらも可)

ピアスの針先は、キャッチの穴へカチリとセットでき、落ちにくい安全な作りです。

長さ2.9cmで、着けますとこれくらいの感じです。
長すぎず、しなやかに揺れるダイヤモンドが魅力で、ピアスだけでシンプルに日常に、

(着用イメージ)

 

ネックレスやリングなどとコーディネートして華やかな席へ、さまざまな時に活躍しそうなフランスのアンティークジュエリーです。

フランス 19世紀末-1912年頃
素材:ダイヤモンド・プラチナ・18金
サイズ:L2.9cm
価格問い合わせ ▽

France end of the 19th century - circa 1912
Material: Diamonds,Platinum,18k Gold
Size: L2.9 cm
Price : Please contact us ▽

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