N°1573. 翡翠珠ロングネックレス 18金組紐彫金細工製

フランスの1970年代のロングネックレスをご紹介いたします。
19世紀の宝飾細工技術を引き継いだ、特に金細工に長けた技法を、その手に持っていた宝飾師が、未だ僅かにパリの宝飾工房に存在していた時代のジュエリーです。

当時、そんな宝飾師は、パリのグランサンクの宝飾商のオーダーを受けていました。
時代的には20世紀後半のジュエリーですが、もう今では見られない宝飾師の細工とフランスらしい繊細なデザインから、ご紹介をいたします。

さて、このロングネックレスの魅力のひとつには、翡翠珠があります。
この翡翠は、淡白緑(うすびゃくろく)と呼ぶ色で、サイズは直径10mm、淡白緑(うすびゃくろく)とは、日本画の自然素材を粉にした顔料や着物の色に見られ、またムガール帝国や古中国で皇帝に好まれた翡翠色のひとつです。

ネックレスの長さは108cm、淡白緑(うすびゃくろく)色の翡翠を、18金の彫金細工で繋いでいます。

彫金細工を拡大画像でご覧ください。
珠と珠の間は18mm、18金の縄編み細工の2つのリングを90度交差した状態で、左右を2度結んだ形の組紐細工でつなぎ、

それを、直径4mmのマーガレット型についているリングへ繋いで、翡翠珠へセットしている作りです。

翡翠珠の上下にあるマーガレット型は、中央が少し高くなっており、リングへ綺麗な流れをつくるうえ、石を守っています。

翡翠は総数39珠、18金部分は、組紐細工の作りから光すぎず、デリケートな雰囲気の淡白緑の翡翠と似合っています。

留め具はトング型で、外径15mm、内径10mmのリングへ、直径2mm、長さ25mmのバーを通してセットします。

すべて縄編み状のデザインで、留め具を見せて着けても素敵ですし、長さが108cmありますので、2連でも着けられます。

デリケートな淡白緑と光すぎないイエローゴールドの宝飾細工のロングネックレスは、黒や白、アイヴォリーやグレー、茶系などのベーシックカラーに映えますし、

オレンジや淡い薔薇色、グリーンなどの綺麗色には優しい印象を加えてくれて素敵です。


(着用イメージ)

いにしえから着ける人を守ってくれる守護の石であった翡翠が魅力のロングネックレスは、大人の方のお洒落のためのフランスのジュエリーです。

 

フランス 1970年代
素材:翡翠・18金
サイズ:L108cm
価格問い合わせ ▽

France, 1970s
Material: Jade(Jadeite), 18K Gold
Size: L108 cm
Price : Please contact us ▽

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