N°0551 ジョルジュ・フーケ – オパール アンティークリング

フランス、ベル・エポック期のアンティークジュエリー、希少な色彩のオパールのジョルジュ・フーケの指輪をご紹介致します。
ペル・エポック期とはフランス語で「美しい時代」の意味し、フランスの19世紀末から1910年代頃の、文化経済ともに繁栄し世界中から豊かさなものや人々が集った華やかな時代のことです。

ジョルジュ・フーケは1891年にアルフォンス・フーケが創立した宝飾メゾンの2代目で、アール・ヌーヴォー様式やエマイユやオパール、アクアマリンといった色彩の美しい石を使ったジュエリーで著名な宝飾作家です。

ジョルジュフーケのオパールアンティークリング
この指輪は楕円形のオパールを中央にセッティングしています。
フレームはプラチナ製で、オパールの縁取りにはミルグレーンを施し、外側のフレームにはオールド・カットのダイヤモンドで装飾しています。
リングの左右の位置の曲線に添った2列のプラチナフレームとリングの両脇の台形部分へ、ダイヤモンドがセッティングしてあります。

後面はオープンワーク装飾があり、透かし模様は上下から左右の位置へ向かってグラデーションに作ってあり、着けた時に指の上で、ほんの少しオパールがふわりと持ち上がったような見た目になります。
それもフランスのジュエリーの綺麗に見える構築的な宝飾技術の元になっています。



このオパールは、全面に見事な色変化が見られ、フランス語で「ジュ・ド・フゥ」と言われる遊色が美しい石です。

青と緑を基本に、オレンジ、黄色、黄緑の濃淡、紺色、紫などが発色します。


万華鏡を見るようなオパールで、フーケの作品に見られる豪奢とエレガンスを併せ持ったアンティークジュエリーです。

フランス 1900年前後頃
ジョルジュ・フーケ
素材:オパール・ダイヤモンド・プラチナ
サイズ:L2.8cm x W1.8cm
リングサイズ:11.5
価格問い合わせ ▽

Ring
France around 1900
Jeweler: Georges Fouquet
Material: Opal, Diamond, Platinum
Size: L2.8cm x W1.8cm
Ring size: 11.5
Price : Please contact us ▽

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