N°1733 ファリーズ - 中世の騎士アンティークウオッチチェーン

19世紀フランスの偉大なジュエラー「ファリーズ ( ※ 下記参照 )」のウオッチチェーンをご紹介いたします。
ウオッチチェーンは、懐中時計をチェーンの先に装着し、ジャケットやベストのボタンホールやループへ通し身につけるメンズジュエリーです。


このウオッチチェーンは18金とプラチナ製で長さ33.5cm、中世時代の「甲冑 – かっちゅう」の騎士をイメージした作品です。
チェーンの先はプラチナ製の手が剣の持ち手をつかんだ形で、その先には18金製の右側のナス型パーツ、左側のU時型パーツがあります。


左のナス型は懐中時計を装着する方で、円板を回転させ上のナス型パーツを開閉する仕組みです。
右のU時型は服のホールへ通す方で、弾力性をつけた18金で作ってあり、下にあるリング型パーツへU字の先をセットし留める作りです。

U字の先は球状になっており、服に引っかからないように仕上げてあります。
プラチナの手袋の内側はこのように手の形で、立体的で精巧な彫金細工です。

アンティークウオッチチェーン 中世の騎士 18金 プラチナ 彫金細工 甲冑 フランス ヨーロッパ アンティークジュエリー ルーヴルアンティーク アンティークジュエリー&オブジェ

チェーンは18金とプラチナの2つの貴金属を使っており、楕円のリングを縦横上下に組み合わせています。
一体どこがはじめで終わりかわからない、組紐のようなリングのセット方法で作ってあります。

このような高度な宝飾技術は、19世紀フランスの王侯貴族のメゾン「ファリーズ」ならでは、

チェーンは貴金属製にもかかわらず、シルクコードのようにしなやかに揺れています。
このような作りにより、身につけたときにエレガントに見え、服地も傷めないのです。

装飾パーツは表面に燻(いぶし)仕上げをつけたプラチナと18金製で騎士の持つ「盾 - たて」型に、「兜 - かぶと」です。
フレームは18金で、甲冑の留めに使う鋲を飾っています。

厚みのある貴金属板を彫金細工と打出しにより、立体的に創作しています。

装飾パーツの反対面は十字軍を示す十字紋で、側面にも植物紋の彫金があり、パーツはチェーンにセットしてあります。

2種類の貴金属の特性をぞんぶんに活かしたウオッチチェーンは、アンティークジュエリーの中でも希少です。

ウオッチチェーンはカフスボタンとともに紳士のアイテムです。
特にプラチナと18金の、滅多にないコンビネーションのファリーズ作は、金製、プラチナ製などさまざまなタイプの懐中時計と似合うフランスのアンティークウオッチチェーンです。

◯ ファリーズ FALIZE ジュエラー_宝飾商
フランスのジュエラーで1838年にアレクシス・ファリーズが創立。19世紀中頃から活躍し、特に中世、ルネサンス時代の様式からインスピレーションを受けた作品を得意とし、ナポレオン3世皇帝時代には、ヨーロッパの王侯貴族や富豪の顧客が名を連ねる。1860年代以降には息子のリュシアンがアレクシスと仕事をしている。東洋美術に影響を受けたジャポニズムのジュエリーを作り、クロワゾネ・エマイユを使ったジュエリーを創作をしており、1867年のパリ万国博覧会へ出展、1878年の万国博覧会では、グランプリを受賞している。金細工、エマイユ、彫刻的な作品に高い評価があり、ジュエラーとしての隆盛は衰えず、ヨーロッパ全土の宮廷のティアラや宝飾品の注文を受けている。メゾンはリュシアンの息子アンドレが逝去する1936年まで続いていたが、逝去後、扉は閉じられた。

フランス 1890 - 1900年頃
素材:18金・プラチナ・銀
サイズ:L33.5cm
価格問い合わせ ▽

France, circa 1890–1900
Materials: 18K Gold, Platinum, Silver
Size: Length 33.5 cm
Price : Please contact us ▽

お問い合わせ

一覧に戻る

こちらもおすすめ

ページの先頭へ