N°1101 ブシュロン - エメラルド 指輪

フランス、パリのグランサンク(五大宝飾商)のひとつ、ブシュロンの指輪をご紹介いたします。
台座はプラチナ製で、中央に1石のエメラルド、周囲にダイヤモンドを3連取り巻いたデザインで、1910年代から1920年代のアンティークリングです。

ブシュロン パリ 絵メラルド ダイヤモンド プラチナ リング 1910-1920 ルーヴルアンティーク アンティークジュエリー&オブジェ

台座はプラチナ製で、表側にはダイヤモンドのフレームを段差にしてあり、一番高い部分にエメラルドをセッティングしています。
裏面には、レース細工のような透かし彫金をつけてあります。
表裏とも、光を取り入れ宝石の輝きと色がより一層綺麗に出る作りです。

そのうえ側面の透かし細工は、上下の幅が細く、左右へ向かって対照的に幅が広がっていくよう形作ってあります。
着けた時に透かし細工の曲線が美しく見え、このような細やかなデザインは、まさにブシュロンならではの創作です。

ダイヤモンドのフレームには、極く細かなミルグレーン(粒状彫金)をつけてあり、より繊細な印象に仕上げています。
エメラルドは4つの角を、それぞれ2つの爪で留めてあり、宝石に似合ったセッティング方法を施しています。

鮮やかなエメラルドと、繊細なダイヤモンドセッティングの仕上げがエレガントです。

リングだけで、またはプラチナ製のネックレスやイヤリングと組み合わせても美しいアンティークリングです。

◯ ブシュロン Boucheron ジュエラー_宝飾商
19世紀中頃から続くフランスの宝飾商。フレデリック・ブシュロン(1830-1902)により1858年にパリの中心、パレ・ロワイヤルに創立した。1867年のパリ万国博覧会では、プリカジュール・エマイユ製の手鏡が金賞を受け、ティファニーのための作品も多く創り、アメリカで注目されることとなり、成功を収め、その後の1878年のパリ万国博覧会では3大グランプリを受賞し、ヨーロッパの王侯貴族や富豪の御用達となった。フレデリック・ブシュロンの特徴は、宝石の美しさと宝飾技術に加え、芸術家や感覚の優れた文芸界の人々をデザインチームへ投入し、先端的なデザイン性の高さを誇ったことと、そのアーティストたちの功績を内外に広めたことにある。古さを感じないモティーフや形は、今のジュエラーの憧憬となっている。1893年には今に続くパリ本店をヴァンドーム広場へ開店し、ロンドン、モスクワへもブティックを広めた。1960年代にはイランのシャーのロイヤルジュエリーコレクション展を立ち上げるなど、アートとジュエリー界を牽引するメゾンでもある。一族のアラン・ブシュロン(1948-)以降は、インターナショナルビジネスグループに引き継がれたが、パリのグランサンク(偉大なる5大ジュエラー)のひとつとして今に存続する。

フランス 1910年代 – 1920年代
素材: エメラルド・ダイヤモンド・プラチナ
サイズ: L2.0cm W1.9cm
リングサイズ:12
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France 1910s - 1920s
Material: Emerald, Diamonds, Platinum
Size: L2.0cm W1.9cm
Ring size: 12
Price : Please contact us ▽

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