N°1162 カルティエ – ダイヤモンド アンティークブレスレット

フランスのジュエリー・メゾン「カルティエ」のアンティークジュエリーをご紹介いたします。
1900年代末頃から1910年代の

ベル・エポック期(※下記参照)と言われる時代のブレスレットで、
プラチナフレームに、全面にオールドカット・ダイヤモンドをセッティングしています。

カルティエ ラ・ぺ通り パリ本店 1900年頃

 

長さは17cm、幅13mmで、フレームはプラチナ製です。
透かしの作りは、宝飾師がプラチナ板をカットし側面を磨き上げて作ったオープンワークで、ダイヤモンドをセッティングし、全フレームの縁取りにミルグレーン(粒状彫金)を施しています。

楕円形のモティーフをダイヤモンドのバー型でつなぎ、珠を連ねたダイヤモンドとひし形をアクセントにしたデザインで、


細かい細工により、全面がレース細工のような繊細なモティーフと作りの、この時代ならではのカルティエのアンティークジュエリーです。


ブレスレットのセキュリティ部分は、18金製の差し込み式の留め具と、差し込んだ後に留め具を固定するバーが付属しているダブルセキュリティの仕組みです。

フレームは正面と裏側のダブルフレームで、ダイヤモンドへ光を十分に入れるための透かしがフレームの間にある、質の高い技術によるアンティークブレスレットです。

白い輝きのジュエリーは、ダイヤモンドの指輪や、真珠のネックレスなど同じ白い宝石と揃えてつけるのも素敵ですし、色石のブローチや指輪とも似合います。
さまざまなジュエリーコーディネートが楽しめる、カルティエのアンティークジュエリーです。

※ ベルエポック期_時代名称

ベルエポックとは、フランス語で「美しき良き時代」の意味で、19世紀末から1910年代のパリを中心に花開いた文化芸術の時代を指す。
19世紀中頃のナポレオン3世皇帝時代から発展した産業革命によって、経済が隆盛し、パリへは世界中から富豪が集まった。その注文に答えるように芸術家、建築家、宝飾家、作家、研究者などが各分野で活躍の場を与えられ、都市文化が栄えるようになった時代。
1914年に第一次世界大戦が始まると沈静するが、その後の1920年代には復活し「レ・ザネ・フォル」狂乱の時代と言われるモダンな時代が始まり、「アール・デコ」スタイルに変化していく。

※ カルティエ Cartier ジュエラー_宝飾商

1847年にフランソワ・カルティエによって創立したフランス、パリを代表する宝飾商の一つである。
1870年代以降は息子アルフレッド、その後に孫息子のルイが参画し、1989年には現在も本店があるパリ1区のヴァンドーム広場から続くラ・ぺ通り13番地へ本拠を構える。1906年にはロンドン支店をジャック・カルティエが引き継ぐ。
ロシアのファベルジェ、フランスのカルティエと言われるほどエマイユとプラチナ作品が代表的で、ヨーロッパ王侯貴族や世界の富豪たちが顧客リストに名を連ね、ジュエリーやオブジェを注文した。クラシックな宝飾技法を踏襲しながら、常に時代の最先端の文化芸術運動に着目し、創作したジュエリーやオブジェは、「カルティエ・スタイル」と言われる。
1970年代にはカルティエ一族の手を離れるが、メゾンは現在も世界的なフランスのジュエラーとしての名声が存続している。

※ ウェブサイト掲載中のアンティークジュエリーやオブジェのより詳細については、このページの「お問い合わせ」ボタンからご連絡下さい。実物をご覧いただけます。こちらのインフォメーションをご覧下さい。

フランス 1900-1910年代
カルティエ Cartier 
素材: プラチナ・ダイヤモンド・18金
サイズ:L17.0cm W1.3cm
価格問い合わせ ▽

Bracelet
France 1900-1910s
Jeweler: Cartier
Material: Platinum, Diamond, 18K Gold
Size: L17.0cm W1.3cm
Price : Please contact us ▽

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