N°1120 百合の花 ダイヤモンド・プラチナ アンティークペンダント

フランスのベル・エポック期(※下記参照)、1910年代のダイヤモンドのアンティークジュエリーをご紹介致します。
このペンダントはプラチナフレームにダイヤモンドをセッティングし、トップにはフランス王家紋章からインスピレーションを受けた、百合の花のモティーフがあり、その下へダイヤモンドが連なるデザインです。

百合の花 ダイヤモンド プラチナ アンティークペンダント

トップの百合には、中央には大きな1石、周囲にもフレームに添ってダイヤモンドを全面にセッティングしています。
その下には計8石、続いて一番下の1石は1カラット強です。

8石のダイヤモンドの連なりを側面からご覧下さい。
一つ一つのダイヤモンドのフレームが別々に作ってあり、台座の下部でリングでつないであるのがわかります。
この下部のフレームとリングはスライドしながら動き、この作りのおかげでトップ全体が綺麗な曲線を描きながら揺れるのです。

もし全てのフレームが固定の状態ですと揺れ方が固くなり、エレガントさが消えてしまいます。
このような宝飾技術は、1900年代初頭のフランスのアンティークジュエリーならではと言えるでしょう。

チェーンはプラチナ製で、全て宝飾師がリングを手仕事で繋いで作っています。
楕円形と長方形のリングを交互につないだデザインで、着けますとアンティークジュエリーらしい繊細な印象です。

チェーンは長さ35cm、ダイヤモンドのトップが映える位置に着けられます。

フランスの1910年代、べル・エポック期の白い輝きのアンティークペンダントです。
百合の紋章についてはこちらのコラムをご覧下さい。

※ ベルエポック期_時代名称

ベルエポックとは、フランス語で「美しき良き時代」の意味で、19世紀末から1910年代のパリを中心に花開いた文化芸術の時代を指す。
19世紀中頃のナポレオン3世皇帝時代から発展した産業革命によって、経済が隆盛し、パリへは世界中から富豪が集まった。その注文に答えるように芸術家、建築家、宝飾家、作家、研究者などが各分野で活躍の場を与えられ、都市文化が栄えるようになった時代。
1914年に第一次世界大戦が始まると沈静するが、その後の1920年代には復活し「レ・ザネ・フォル」狂乱の時代と言われるモダンな時代が始まり、「アール・デコ」スタイルに変化していく。

※ ウェブサイト掲載中のアンティークジュエリーやオブジェのより詳細については、このページの「お問い合わせ」ボタンからご連絡下さい。実物をご覧いただけます。こちらのインフォメーションをご覧下さい。

フランス 1910年代
素材: ダイヤモンド・プラチナ
トップサイズ: L4.1cm W1.4cm
チェーン:L35.0cm
価格問い合わせ ▽

Pendant
France 1910s
Material: Diamond Platinum
Top size: L4.1cm W1.4cm
Chain: L35.0cm
Price : Please contact us ▽

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