N°1210 ファリーズ 蝶々のエマイユピアス アンティークジュエリー

19世紀後期のフランスのジュエラー「ファリーズ」のアンティークジュエリーをご紹介致します。
クロワゾネ技法のエマイユで蝶々を飾ったピアスで、18金製、トップには天然真珠がセットしてあります。

ファリーズ 蝶々のエマイユピアス アンティークジュエリー

円形フレームのサイズは直径21mm、蝶々をシメントリーにデザインしており、後面には、ファリーズの刻印があります。

ファリーズは1838年にパリで設立し、リヴァイヴァル様式のジュエリーでヨーロッパで名声を受け、1860年代以降のリュシアン・ファリーズの時代には、クロワゾネ・エマイユのジュエリーを創造、数々の受賞をし、王侯のティアラやジュエリーを作ったフランスのジュエリーメゾンです。

フランス的なデリケートな色合いのエマイユが魅力のピアスで、
例えば葉には、2mm弱の幅の中に2色の緑色が使ってありますし、蝶の羽根には濃淡のグラデーションカラーを使っており、クロワゾネ・エマイユを得意としたファリーズならではのアンティークジュエリーです。

19世紀後期のフランスでは、「アールヌーヴォー」「ジャポニズム」といったアーティスティック・ムーヴメントから、植物や昆虫をモティーフにした工芸品や装飾品が作られました。
特にトンボや蝶は美しい形から好まれ、ジュエリーに仕立てられています。

イラストレーション 19世紀末 フランス

 

このピアスを作ったジュエラー「ファリーズ」も、日本美術に早くからインスピレーションを受け、クロワゾネ・エマイユを使ったジュエリーを創作をしており、1867年のパリ万国博覧会へ出展、1878年の万国博覧会では、グランプリを受賞しています。

ジャポニズムのインスピレーションを受けつつ、フランスの美意識のもとにした色彩やデザインが、魅力のアンティークピアスです。

※ クロワゾネ・エマイユ 技法_細工

エマイユ(エナメル_七宝)技術の一つで、金属の土台に、別に作った金属線を文様やデザインに合わせてろう付けし、フレームを作り、その中に彩色エマイユを施して焼成し作り上げる方法。
エマイユの色彩の間には、模様に添って表面に金属線の縁取りが見えている。古くは古代ローマ時代からこの技法が見られ、ビザンティン帝国や、中世ヨーロッパの工芸品にもある。古中国や日本などの東洋の工芸品にも同様のエマイユ技法があり、日本では「有線七宝」と言われる。日本では特に明治時代に技術が発達しヨーロッパへ壺などの工芸品が輸入されジャポニズムのインスピレーションの源泉となっている。

※ ファリーズ FALIZE ジュエラー_宝飾商

フランスのジュエラーで1838年にアレクシス・ファリーズが創立。19世紀中頃から活躍し、特に中世、ルネサンス時代の様式からインスピレーションを受けた作品を得意とし、ナポレオン3世皇帝時代には、ヨーロッパの王侯貴族や富豪の顧客が名を連ねる。1860年代以降には息子のリュシアンがアレクシスと仕事をしている。東洋美術に影響を受けたジャポニズムのジュエリーを作り、クロワゾネ・エマイユを使ったジュエリーを創作をしており、1867年のパリ万国博覧会へ出展、1878年の万国博覧会では、グランプリを受賞している。金細工、エマイユ、彫刻的な作品に高い評価があり、ジュエラーとしての隆盛は衰えず、ヨーロッパ全土の宮廷のティアラや宝飾品の注文を受けている。メゾンはリュシアンの息子アンドレが逝去する1936年まで続いていたが、逝去後、扉は閉じられた。

※ ウェブサイト掲載中のアンティークジュエリーやオブジェのより詳細については、このページの「お問い合わせ」ボタンからご連絡下さい。実物をご覧いただけます。こちらのインフォメーションをご覧下さい。

フランス 19世紀後期
ファリーズ Falize
素材: エマイユ・天然真珠・18金
サイズ:L4.0cm(真珠フレーム〜下部) W2.6cm
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Earring
France late 19th century
Jeweler: Falize
Material: Enamel, Natural pearl, 18k gold
Size: L4.0cm (pearl frame ~ bottom) W2.6cm
Price : Please contact us ▽

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