N°0362 フォルクローレ 19世紀のイヤリング/アンティークジュエリー

イタリアの19世紀中後期のアンティークジュエリーをご紹介致します。
モザイクをはめ込んだ揺れるタイプのイヤリングで、18〜20金製のフレームに、エメラルド色のマラカイト石をセットし、モザイクで飾っています。

アンティークイヤリングジュエリー マラカイト モザイク 金 イタリア

フレームは古代ローマ時代の宝飾様式、つまりアンティックリヴァイヴァルのデザインで、上部は楕円形、下部は雫型です。
上の楕円形フレームは、縦12mm、幅10mmで、フィリグリー細工飾りを2重に、下の雫型の幅2mmフレームには、フィリグリー細工飾りが4重に取り巻いてあります。
フィリグリー細工以外の部分は、半艶消しに表面を仕上げてあります。

モザイクは、デリケートな色彩のモザイクガラスを巧みに使い、人物の顔や衣装を作っていますし、背景の空色は水色のグラデーションで作ってあります。


モザイクの人物たちは、イタリアから南フランスにかけての南ヨーロッパ圏の「フォルクローレ」、つまり「民族的な、フォークロア風の」装束です。
19世紀には、フランスやイタリアの作家や芸術家たちが、各地の民族的な風習に注目し、伝説を元に物語を書いたり、絵画や装飾に表すことが流行しました。
このモザイクも、イタリアの田園風の装束の男女をモティーフにしています。

ブルターニュの結婚式 アドルフ・ルルー画 1863年 フランス カンペール美術館蔵

 

上の絵画では、フランス東部のブルターニュ地方の結婚式を描いており、モザイクと似たフォークロアの装いがみられます。

このアンティークイヤリングは、古代の宝飾様式を19世紀に甦らせたアンティークジュエリーで、マラカイトグリーンと黄金の組み合わせや、18〜20金のハイキャラットゴールドを使うことで純金に近い金の色を出し、古代風の雰囲気を出しています。

長さやボリューム感も綺麗なバランスです。
南フランスからイタリアの南ヨーロッパの森を背景に、田園詩が聞こえてくるようなアンティークのイヤリングです。

イヤリングパーツ含め全てオリジナルです。ピアスに加工をされたい場合はご相談を承っていますのでお問い合わせ下さい。

※ フィリグリー 宝飾技法_細工

「フィリグリー」とは、宝飾師により、主に金や銀などの貴金属を糸のように細く作った線状のものを、コイル状に巻き上げたり、縄編み状や粒彫金を施し、それらを溶接して作りあげる宝飾技法。
フレームを土台に様々な文様を作る、土台を使わず線だけで透かし文様(オープンワーク)を作る場合もある。宝飾師がミリ以下の単位の線から作る細工は、機械では不可能な、レース編みのような細やかさがある。元来この技法は、古代遺跡から発掘された古代ギリシャやローマ時代の宝飾品に使われていた細工で、19世紀の宝飾師の研究により復刻された技法でもある。

イタリア 19世紀中後期
素材:18-20金・モザイク・マラカイト
サイズ:L7.3cm W1.7cm
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Earrings
Italy late 19th century
Material: 18-20K gold, mosaic, malachite
Size: L7.3cm W1.7cm
Price : Please contact us ▽

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