N°0950 古代戦士のインタリオ・ルビー/アンティークリング

古代ローマ時代のインタリオをセッティングしたアンティークジュエリーをご紹介致します。
インタリオはニコロアゲートという黒と白の色層アゲートへ、古代ローマ時代の戦士が彫ってあり、1700年代前期のフランスで指輪に作られました。

指輪は18金製で、縁取りには綺麗な色のルビーが15石セッティングしてあります。

リングの側面には、ルイ15世王時代の装飾様式の一つ、曲線をつけたアカントスの葉が、透かしをつけて彫金してあり、後ろ側には線彫りがあります。

インタリオとルビーはクローズド・セッティングで、後面は丸くボリュームのある形で、中央には1700年代前期、ルイ15世王時代の花装飾が彫金してあります。

後ろ面は少し丸くなっていますが、両脇のV字型に分かれたリングがちょうど良い位置でフレームを支えており、着けますと、指からインタリオが少し持ち上がり、立体感が出て綺麗です。
V字型のところも、細かく彫り飾りがあり、その部分が見えるのも、よく考えられており、とてもデリケートな感覚で作ってあるリングです。

1700年代前期当時、ルビーは宝石商がインドから持ち帰りました。
また、ルビーだけでなくダイヤモンドやサファイアなどの宝石はヨーロッパ近辺では採掘がなく、宝石商が船と馬による長旅と、途中で盗賊や海難に合う危険をものともせずヨーロッパへもたらしました。
ゆえに宝石は、宮廷の王侯貴族たちの専用と言っていいほど希少なものでしたから、非常に珍重され高価で、価値のある装飾品にしか使われていませんでした。

このインタリオは、当時王侯貴族の中でも知的階級の人々が、こぞって収集した古代ローマの遺跡から発掘されるカメオやインタリオのコレクションから、指輪にされたものです。
ルビーもそうですが、インタリオ一つ取りましても、古代ローマの遺跡からフランスまで運ばれ、宮廷にもたらされました。
1700年代前期は、収集したい人が誰でもできたわけでなく、未だ数も少ないわけですから、インタリオ自体も珍重され、このアンティークリングのように、貴重なルビーを取り巻いて指輪に仕立てたのです。

ルビーの綺麗なピンク色と白黒のニコロアゲートの色彩もシックな、18世紀前期のフランスのアンティークジュエリーです。

指輪:フランス 18世紀前期 
インタリオ:古代ローマ時代 紀元後1世紀頃
素材: ニコロアゲート・ルビー・18金
サイズ:L1.75cm W1.6cm
リングサイズ:16
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Ring: France, early 18th century
Intaglio: Ancient Roman period, c. 1st century BC
Material: Agate, Ruby, 18K Gold
Size: L1.75cm W1.6cm
Ring size: 16
Price : Please contact us ▽

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