アンティークジュエリーの種類

ルーヴルアンティークでお取り扱いをしているアンティークジュエリーとオブジェの「種類」と「名称・用語」をご案内しているページです。アンティークジュエリーとオブジェをもっと詳しく知るために、このページ最下方もご覧ください。

アンティークジュエリーの種類

ネックレス

コード、チェーン、リボン状を使い首へかけて着けるジュエリー。

◯ エスクラヴァージュ
フランス語で奴隷を意味する、数個のモティーフを数本の鎖で繋いだ装飾的なネックレス。
N°1155 18世紀 ダイヤモンドネックレス エスクラヴァージュ / アンティークジュエリー
18世紀 ダイヤモンドネックレス エスクラヴァージュ / アンティークジュエリー ルーヴルアンティーク
◯ グラデュエーション・ネックレス_リヴィエール
宝石や真珠を、中央を最大サイズに、首の後ろに向かってサイズを小さく段階的に変化させたネックレス。ダイヤモンドなどの宝石の場合は一般にリヴィエール(フランス語)と呼ぶ。
◯ チョーカー
首の周囲にぴたりと添う短めのネックレス。
◯ コリエ・ド・シアン_ドッグカラーネックレス
犬の首輪のように一定の幅で首の周りを取り巻く形のネックレス。
◯ ソートワール
アンティークジュエリー物語 n.3 ロングジュエリーの装い ソートワールの魅力

ペンダント

ネックレスやイヤリング、チェーンに付けて下げる形のジュエリー。

◯ ネグリジェ・ペンダント
ネグリジェとはフランス語で、あまり構わないラフな感じを指し、チェーン中央にあるトップモティーフからから2つの下がるモティーフを並べ、長さを変えて下げたペンダント。
◯ ドロップ・ペンダント
しずく型や洋梨型の宝石や真珠、モティーフを下げたペンダント。
◯ ブラ_ブーラ
N°1583 カステラーニ ブーラ ダブルフェイスロケット  ミル・フィオーレ/アンティークペンダント

カステラーニ ブーラ ダブルフェイスロケット  ミル・フィオーレ アンティークペンダント


ブローチ・ピン

針型のピンを使う、糸で縫い付けるなどで衣服や帽子などに留め付けるジュエリー、装飾性と布などを留め付ける実用性を持つ。
アンティークジュエリー物語 n.14 春から夏へ ブローチの楽しみ
アンティークジュエリー物語 n.26 秋から冬へ ブローチの楽しみ
アンティークジュエリー物語 n.53 ブローチの世紀

◯ クリップブローチ_ドレスクリップ
後ろ面がクリップ式になったブローチ、2つがセットになった(多くはペア)形のダブルクリップブローチもある。ドレスクリップとはイヴニングドレスに使うクリップブローチを言う。
◯ フィビュラ
n.53 パワージュエリーの訳は? ブローチの世紀
N°1342 フィビュラ型アンティークブローチ 古代様式 回転式ダブルフェイス
フィビュラ型アンティークブローチ 古代様式 回転式ダブルフェイス
◯ ドヴァン・ド・コルサージュ
フランス語の「ドヴァン・ド・コルサージュ(コルセットの前面)」は、英語では「ブレストジュエリー、ストマッカー」と言う。ドレス上部のコルセットの胸元中央につける大ぶりのジュエリー、英語では「胃」を意味する「ストマッカーブローチ」は、主に胸中央より少し下あたりに着けるジュエリーをさす。
◯ ペナニュラー・ブローチ
紀元前13世紀頃から紀元前1世紀にローマに征服されるまでヨーロッパ大陸やブリテン諸島にあったケルト文化の遺跡から発掘された、円型で一部が開いた部分へ留めつけるバーや針状のものがセットになったブローチ。ケルトブローチとも言い、後世には発掘品を元に復刻品が作られた。
◯ ボゥ・ブローチ_リボン・ブローチ
結び目型のブローチ
◯ アニュラー・ブローチ
ケルト文化の遺跡から発掘品やスコットランドの民族衣装につける伝統的な環状のブローチ、アニュラーとは英語で「環状の」を意味する。
◯ ショルダー・ブローチ
肩の部分につけるブローチ
◯ スティックピン
棒状の長いピンがついたブローチ
◯ スプレイ・ブローチ
スプレイは英語で「広げる」を意味し、花や葉がついた茎や枝が扇状に広がったデザインのブローチを言う。
◯ バー・ブローチ
水平の形状のブローチのこと。主にシメントリー(左右対称)のデザインで中央や両側に宝石や装飾細工をあしらったジュエリーである。

リング

指に付ける輪状のジュエリー、または輪型のモティーフ、オーナメント(装飾品・装身具)。

◯ エタニティ・リング
エタニティとは英語で「永遠」を意味し、ダイヤモンドをはじめとする宝石を、輪の周囲全体を取り巻いてセッティングした指輪を言う。
◯ カクテルリング
語源のカクテルは色の綺麗なアルコール飲料のことをさし、カクテルパーティや正式なディナー前の集まりで出される。カクテルパーティとは、20世紀中頃にアメリカで発祥した正式なディナーの前になる19時頃から催す立食パーティのことで、飲み物とプチ・フールと呼ぶ軽食が出る。当時に富裕なアメリカ人が多く渡仏し、その社交スタイルがパリの社交界へ取り入れられた。社交の場でカクテルグラスを持つ手に着けるために考案された華やかで大ぶりの指輪が作られ、後世には、ボリュームのある主にドーム型の指輪のデザインをカクテルリングと呼ぶようになった。
◯ ギメル・リング
ギメル(gimmalまたはgimmel )とは、ラテン語のgemellusが古フランス語に変化した言葉で「双子」を意味する。15世紀に婚約や結婚指輪として作りはじめ、2〜3つの指輪を重ねると1つの完全な指輪になる形式の指輪をさす。2つは結婚する二人、3つ目がある場合は結婚の証人を示す。15世紀イングランドのエリザベス1世女王時代には「ジョイント・リング」とも呼ばれた。16世紀にはイングランドやゲルマン圏で流行し、17世紀には「フェデリング」の二人の手を繋ぐデザインや、ハート形が取り入れられ、後世になるとより複雑になり、5つのリングを組み合わせたものもある。
◯ フェデ・リング
2人の手を握手または重ねたデザインの指輪で、友情、愛、婚約などのシンボルで、ハート形や花装飾が加えられることもある。そのシンボルの歴史は古代ローマ時代にさかのぼり、フェデとは「信頼・信愛」を意味する。
◯ ポイズン・リング
毒薬を忍ばせる蓋付の隠しケース部分がある指輪。
◯ ジャルディネット_ジャルディネッティ・リング
ジャルディネットは小さな庭の意味で、複数が「ジャルディネッティ」である。ラテン語が源泉で、フランス語では「フルール・ド・ジャルダン – 庭園の花々 – 」という意味となり、花かごや古代風の壷に入ったバラの木や花々をジュエリーに表した宝飾様式を言う。18世紀、ヨーロッパではフランスのルイ15世太陽王の宮廷を中心としたロココ文化の華が開いた時代で、オランダやヴェネチィアの海洋貿易によりオリエンタルの国々からヨーロッパへ様々な花や薫香がもたらされ、王侯貴族の宮殿へ庭園や温室を作ることが流行し「花の時代」と呼ばれ、花籠スタイルのジュエリー「ジャルディネッティ」がリングやブローチに作られた。
◯ ソリテール_ソリテア
ソリテールとはフランス語で、特にダイヤモンドの1石をセットした宝石の指輪をさす。ソリテアとはフランス語の綴りを英語読みしたもの。
◯ アリアンス_エンゲージリング
アリアンスとはフランス語で、結婚指輪をさす。

イヤリング

耳を飾るジュエリーやオーナメント(装飾品・装身具)。

◯ ピアス
耳に開けた穴へ針状やリング状を通して着けるイヤリング、原語ではピアスト・イヤリングと言う。
◯ イヤクリップ
耳たぶを挟む形のクリップ式のイヤリング
◯ シャンデリア・イヤリング
シャンデリアのように、トップから3~4つの連なった宝石やモティーフが垂れ下がるイヤリング。フランス語の燭台を意味する「シャンドリエ(英語のジランドル)」や連なりを意味する「ガーランド」と言う言葉も使われる。古代のジュエリーに見られる。
◯ クレオール
フランス語で、もとはフランスのカリブ海や中南米の植民地へ移民し、そこで生まれたフランス人を意味する。19世紀以降に登場した大き目の輪環型のイヤリングやピアスをさす。
◯ ドロップイヤリング
しずく型にカットした宝石や、モティーフが下がるタイプのイヤリング。

カフスボタン_カフリンクス

カフとは袖のことで、手首の部分の袖口のボタンホールへ留める、主に二つのボタン状のものがチェーンやバーで繋がれているジュエリー。

◯ ドレススイート
主に紳士の礼装用のカフスボタン、シャツボタンなどのセットジュエリー。

ブレスレット

手首や腕につける輪状のジュエリー。

◯ バングル
固定型のブレスレット、腕輪。チェーンやオーナメント(装飾品・装身具)を繋いだ揺れるタイプのジュエリーはブレスレットと呼ぶ。
◯ マンシェット・ブレスレット
マンシェットとはフランス語で「袖口」のことで、袖口のように幅広のブレスレットやバングルをさす。
◯ ライン・ブレスレット
宝石やモティーフを線状に連ねたブレスレット。同一サイズや大小のグラデーションに連ねたデザインがある。
◯ リンク・ブレスレット
リンクとは英語で「つながり・関連」のことで、モティーフやパーツをある程度自由に連結できるように作られたブレスレット。
◯ チャーム・ブレスレット
さまざまな形のチャームと呼ぶモティーフ飾りを提げたブレスレット。
◯ アームレット
ブレスレットの一種で、上腕にはめる多くはバングル状のジュエリー。
◯ アンクレット
手首に飾るブレスレットのように、足首を飾るジュエリー、チェーンやモティーフを繋げて作られているものが多い。

カメオ

ハードストーンに陽刻(浮き彫り)を施した装飾品。縞模様の瑪瑙で色層を生かしたレリーフで陰影をつけた彫刻を作るほか、貴石、半貴石、シェル(貝)、ラーヴァ(イタリア、ヴェスヴィオ火山溶岩石)、コライユ、コーラル(珊瑚)、アイヴォリー(象牙)が使われている。ハードストーンとは、アゲート類やオニキスといった微晶質クォーツ(瑪瑙類_マイクロクリスタリン・クォーツ)をさす。

インタリオ

ハードストーン、貴石、半貴石へ、陰刻(レリーフ状に彫り下げる、沈め彫り)を施した装飾品。半透明のハードストーンを使うことが多く、後ろ面は平面、またはわずかに盛り上がったドーム状である。古代メソポタミアの時代にはすでにシール(印章、封蝋用、押し型をつけるもの)として存在した。ハードストーンとは、アゲート類やオニキスといった微晶質クォーツ(瑪瑙類_マイクロクリスタリン・クォーツ)をさす。

時計

当店でご紹介しているスイス、フランスの最高級マニファクチュールは 「時計について」 のページをご覧ください。

◯ 腕時計
機械式_手巻き_自動巻き_オートマチック_レディス_メンズ_アンティークウオッチ_ジュエリーウオッチ
◯ 懐中時計_ラぺル・ウォッチ
ポケットウオッチ
◯ 置時計_装飾時計

頭部のジュエリー・ヘアジュエリー

◯ 王冠_クロンヌ_クラウン
頭部に乗せる冠。一説には古代ギリシャ神話の神がつけた月桂樹の冠が、のちのローマ皇帝のシンボルとなり、王や王妃、施政者、聖者が乗せる王冠(ロイヤルクラウン)が、歴史とともに形作られた。
◯ ティアラ
王侯貴族の貴婦人が頭部につけるヘッドドレスの一種。時代や文化によりさまざまな形があるが、中央が高くなり耳側に向かって低くなる形が多い。
◯ ディアデム
フランス語で「幅広ベルト状のヘアオーナメント」「女性用王冠」をさす。
◯ ヘアオーナメント
櫛型やクリップ型の髪飾り。貴金属、宝石、真珠などで飾ってあるヘアジュエリーがある。

アンティークジュエリー&オブジェの名称・用語

◯ パリュール_ドミ・パリュール
両方ともフランス語で、パリュールは同じデザインや宝石使いのネックレス、イヤリング、ブレスレット、ブローチ、リングが、ペアまたは数品が揃うセットジュエリーのこと。儀式や階級に合わせてヘッドドレス(王冠、ティアラ、ディアデム、飾り櫛) が付属する。ドミ・パリュールのドミは「半分」の意味で、パリュールのフルセットに対して、ネックレスとイヤリング、あるいはブレスレット、リングなどの2〜3品のセットジュエリーをさす。

◯ シャトレーヌ
フランス語で「城館の女主人」を意味し、18世紀に使われ始めた腰やベルト部分に下げるフック付きの装飾品で、いくつかのチェーンが下がっており当初は城館や部屋、宝石箱、貴重品を入れた棚の鍵を主に下げていた。後世にはその先へ鍵、シール、懐中時計、針道具などの小道具をセットするようになった。

◯ ヴィネグレット
フランス語で「サラダ用の酢と油のソース」を意味する。気付用の酢や香水、香油などを染み込ませた綿花や布を入れるボックス型のオブジェやジュエリーをいう。ジュエリーでは指輪、ペンダント、ブレスレット、シャトレーヌに下げるボックス型などがあり、蓋を開けると内部にはもう一つの透かしの蓋がセットしてあることが多い。綿花や布を取り出さずに、表の蓋を開け、透かしの蓋を通して、酢や香りを嗅ぐことができた。

◯ シール
ハードストーンへ陰刻(インタリオの項目参照)を施し、蝋や粘土などへ押し付けて彫刻文様をつけるためのもの。古代エジプト時代からあり、実用としては封蝋用として、後世には美しい装飾品となるものもあり、ジュエリーとしても身につけられた。

◯ ロニエット_オペラグラス
ロニエットはフランス語で、折りたたみ式で長柄のついた双眼の眼鏡をさす。オペラグラスはオペラ鑑賞用の双眼鏡で、宝石やエマイユで飾った装飾的なものがある。

◯ アミュレット
アミュレットとはフランス語でお守りのことを言う。守護のモティーフや宝石を使ったジュエリーで、装飾だけでなく護符、魔除けとして身につけられた。

◯ ロケット
蓋付きのケースがセットしてあるジュエリーで、リング、ペンダント、ブレスレット、ブローチがある。中には家族や愛する人の髪、思い出の品、ミニアチュールなどを収めた。

◯ トゥッティ・フルッティ
トゥッティ・フルッティ(tutti frutti)とはイタリア語で「すべての果物」 を意味する。イタリアでは、砂糖漬け果物入りの菓子やジェラートのこともこのように呼ぶが、ジュエリー界では、フランスのジュエラー「カルティエ」がアール・デコの時代にインドの彫刻を施した色彩豊かな宝石を使い作ったジュエリーのことを言い、カルティエ独自のスタイルとして認識されている。ブローチ、ネックレス、イヤリング、ブレスレットなどがある。

◯ トランブラン_トレンブラン
トランブランはフランス語で「揺れる・振動」の意味で、ブローチやネックレスなどで一部が揺れる仕掛けに作ったジュエリー。

◯ アクロスティック・ジュエリー
アクロスティックとは英語で「文字遊び」の意味で、宝石の名称の頭文字を使って、その頭文字が言葉を示すように、宝石を並べてセットしたジュエリー。言葉では「ディアレスト dearest(最愛の人)(ダイヤモンド、エメラルド、アメシスト、ルビー、エメラルド、サファイア、ターコイズ)」「リガードregard(敬意・愛情)(ルビー、エメラルド、ガーネット、アメシスト、ルビー、ダイヤモンド)」が多く、指輪、ブローチ、ネックレスなどに仕立てられた。

◯ アニマル・ジュエリー
動物をかたどったジュエリー。古くは紀元前の古代メソポタミアの時代にさかのぼり、山羊、雄牛といった装飾品が見られ、当時は聖なる動物として、神殿に捧げ、礼拝の供物として、また神殿や宮殿の装飾に使われている。古くはシンボル、お守り、パワージュエリーとして、時代や地域、文化により使う動物に違いが見られ、近代には美しさ、珍しさ、異国趣味のモティーフが多い。

◯ イースター・エッグ
キリスト教の復活祭のシンボルの一つ「卵」を形どったジュエリーやオブジェ。帝政ロシア時代のジュエラー、ファベルジェには、貴金属と宝石、エマイユで彩り、さまざまな仕掛けをつけた作品がある。

◯ チャーム
幸運のお守り、悪から身を守るアミュレットとして、さまざまなモティーフがあり、ブレスレットやネックレスへ付けられた。

◯ メモリアル・ジュエリー
家族や愛する人などの誕生、行事、逝去などの記念の印を付けた個人をしのぶジュエリー。モノグラム、紋章、イニシャルや日付、文言が装飾されることが多い。

◯ モーニング・ジュエリー
喪中に身につけるジュエリーをさす。主にイギリス特有のジュエリーで、ヴィクトリア女王時代(在位1837-1901年)に具体的にモーニングジュエリーが作られる。ヴィクトリア女王は42歳から10年以上夫のアルバート王配の喪に服しジェットなどの黒いジュエリーを付け、その後一種のファッションとしても流行した。

◯ ムーアカメオ_ブラッカムーア
オニキスや、黒褐色の瑪瑙石などへのムーア人の肖像カメオをさす。ムーア人とは北アフリカ(モロッコ、アルジェリア、チュニジア、リビア、カナリア諸島のあたり)の歴史ある部族国家で、独自の高い文化を持っていた。特にフランス(コンチネンタル・ヨーロッパ大陸)の歴史には、国同士の尊敬を保った深い関係が残っており、ムーア人のエキゾチシズムあふれる独特の美しさにインスピレーションを受けたカメオが作られた。

◯ カメオ・アビエ
アビエとはフランス語で「服を着る」のことで、言葉の深部には「美しく装う」の意味が含まれている。貴金属や宝石、真珠で衣装やジュエリーを装飾したカメオをさす。

◯ 香水瓶_パフュームボトル
香水を入れるためのガラス瓶。色ガラス、クリスタルガラス、ガラス製で、蓋に装飾を施したものや、内部にガラス瓶をセットし、外側を貴金属や宝石で飾った装飾および観賞用の香水瓶がある。香水瓶大小数品、グラス、パウダーケース、歯ブラシケース、ピルケースなどがセットになった品があり、旅行用には専用のケースが作られ、20品以上揃えたものもあり、トランク型の専用ケースが作られたものもある。

◯ ミノディエール_イヴニングバッグ_ヴァニティケース
ミノディエールとはフランス語で、「化粧ケース、ヴァニティケース」を言う。1930年にパリの宝飾メゾンヴァンクリフ&アーペルが創造した夜会バッグにその名が付けられ、名称は特許を取られたミノディエールは18金製、絹織物などの布張りで作られ、留め具や縁取りに宝石をはめ込んだり、エマイユや彫金などの装飾があり、内部は鏡、パウダーケース、リップケース、コインケースなどがある。

◯ ジュエリーボックス
宝石やジュエリーを仕舞うボックス、ケース。アンティークでは石、希少な木材、貴金属製で、彫金、モザイク、エマイユ、宝石、ミニアチュールなどで飾った品が見られる。

◯ シガレット・ケース_スナフ・ボックス_スナッフ・ボックス
シガレットケースは、紙巻き煙草が一般的になった20世紀初頭以降に作られたケース。スナフ・ボックスとは、粉末を鼻で吸い込み、じかに香りを楽しむ嗅ぎ煙草の粉末を入れるケースをさす。嗅ぎ煙草の歴史は古く、18世紀のフランス宮廷で外交用の贈答品として作られた貴金属や宝石、エマイユで飾ったケースがある。

◯ 古代美術_アンティック
アンティークジュエリーとオブジェの世界では、主にメソポタミアからギリシャ、ローマ時代のジュエリーや彫刻などの美術品をさし、ほとんどが遺跡からの発掘品である。

アンティークジュエリー&オブジェをもっと詳しく知るために

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